文学部・文学科 │ 聖徳大学

図書館情報コースの中間発表

20.09.28

図書館情報コースでは、9月9日に4年生による卒業論文の中間発表を行いました。自身の研究の進捗状況を報告し、学生と教員による質疑応答が行われました。

発表者のみなさんは指導教員と相談しながら事前準備にもしっかり取り組みました。今年度はオンラインでの発表会となりましたが、オンライン会議システムにも春学期からの授業を通じて馴染んでいるため対応も完璧です。

 

発表では、児童書の表現が子どもたちに与える影響について分析して図書館での提供のあり方について考察するもの、Society5.0という社会全体の変化と図書館との関わりについて探求するもの、マンガやライトノベルがテレビアニメ化やメディアミックスされる過程について過去と現在の傾向を調査するもの、学習国語辞典の特徴とレファレンスツールとしての意義について考察するもの、図書館における宗教関係資料の取り扱いについて調査するものなど、直接図書館のサービスに関わる領域の研究もあれば、周辺領域から図書館との関わりを探究するもの、周辺領域について考究するものなど多様なテーマが提示されました。


コース主任:村山隆雄先生(上)、コース教員:石井大輔先生(左下)、短大:野口康人先生(右下)

今回の発表会はコース教員、学生に加え、短期大学部総合文化学科で図書館情報学を担当されており、文学部でも授業を担当いただいている野口康人先生にも参加していただきました。コース教員の片山ふみ先生の司会のもと、質疑応答では教員だけでなく学生のみなさんからもたくさんの質問やアドバイスがされていました。中には研究目的や研究方法に関して、まだ不明確な部分に対する鋭い指摘を受けて答えに窮する場面もありましたが、発表された皆さんは一生懸命に質問に答えようと頑張っていました。こうした経験は、研究をさらに前進させるにあたって自身の研究を見つめ直す良い機会になったのではないでしょうか。

中間発表を終えると、いよいよ12月の完成にむけてラストスパートです。今回の発表で浮かび上がった課題を一つひとつ解決ながら研究を進め、卒業論文を仕上げていきます。頑張っていきましょう!

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