2019年9月29日、聖徳大学川並弘昭記念図書館が主催する選書ツアーがありました。

選書ツアーとは書店に行き、実際に本を手にとりながら図書館の蔵書としたい図書を選定する企画です。
引率は図書館職員の方々と、文学科図書館情報コースの村山隆雄先生（図書館・博物館館長）、片山ふみ先生です。
ツアー参加者のほとんどが文学部の学生でした。本へのただならぬ熱意を感じます。

今回の場所は三省堂書店神保町本店。

学生の皆さんは、駅から三省堂書店までの間に立ち並ぶ、魅力的な古書店や書店に引き寄せられ、なかなか目的地にたどり着けなかったようです。

今年は選書を開始する前に、書店員さんへの質問コーナーが企画されました。
学生から事前に提出されたいくつかの質問に現役の書店員さんが親身に答えてくださいます。
参加した学生は3年生も多く、就職活動を見据えた質問も多く寄せられていました。
学生のみなさんは、社会人のために今からできることを真剣に考えながら熱心に書店員さんのお話しを聞いておりました。

その後、選書端末の操作などについて説明をうけ、いよいよ選書開始です。

たくさんの本に目移りしながら、時間いっぱい、上限金額と相談しながら本を選びました。

最期に村山隆雄先生より、図書館の選書と絡めて本を選ぶことの難しさと奥深さについてご指導いただき、ツアーをしめくくりました。