教育学部・教育学科 │ 聖徳大学

アートパーク11 ① 大成ゼミと祓川ゼミ、4年生お助け隊の活動

18.08.31

「ガオー!(皆さんこんにちは!)」
今回はこの夏、松戸中央公園で行われた「アートパーク11〜まつどパラレルワールド〜」(主催 聖徳大学児童学研究所、聖徳大学生涯学習研究所)を紹介します。
11回目の「アートパーク」は、過去最高の2000人を超える(受付数1949名)親子が集まり、学生とアートな遊びを一日楽しみました。

 

今回は、児童学部関係の参加団体の中から「大成ゼミ」と「祓川ゼミ」、4年生お助け隊の活動を中心に紹介します。

まずは美術教育を研究する大成学部長の「大成ゼミ」
今年は「アッパレザウルス」!。

朝の最終準備の様子。どうしたら安全に遊べるか、ゼミ生が思う恐竜の口の開き方、動きなど最後のこだわりをチェックしました。
公園に持ってくると図工室で作っていた時より小さく感じましたが、それでも随分大きくて、完成度の高いものが出来上がりました・・ゼミ生一同大満足です!

 

子どもたちが集まってきましたよ!嬉しいことに、ブログや松戸市広報等でも紹介したので、すでに子ども達に「アッパレザウルス」が浸透していました。
ゼミ生のイメージは地中から恐竜の頭と尻尾が出てきた感じでしたが、子どもたちと段ボールを積んだり、並べたりしているうちに自然と体が出来上がりました。

 

形ができたら色塗りです。みんな思い思いに塗っていきます。
段ボールを塗るのに飽きたら・・「お姉さんにつけちゃえ!」。

 

こうなってくると、もう誰も止められません。油断していると絵の具をつけられてしまいます。でも・・「楽しい!!」

 

今年は、小さい子がお父さんに肩車をされて高いところを塗る場面も。やっぱり「アッパレザウルス」の顔も塗りたいですよね。

 

毎年、ゼミの卒業生が遊びに来ます。記念撮影、でも、学年はばらばらです。みんな幼稚園、保育園、小学校の先生など社会人として頑張っています。後輩のためにアイスの差し入れをしてくれたり、ほぼ毎年、参加している小学校教諭として活躍している7年前の卒業生もいますよ。

 

今年も、大成功(「アッパレ!」)の大成ゼミの活動「アッパレザウルス」でした!

★「アッパレザウルス」の活動はどうやって実現したのか?
ゼミでの準備の様子を記録したドキュメンテーションはこちらをクリック!

 

学生が描いたアートパークの地図。公園のあちこちで14のワークショップが行われました。子どもたちは地図を見て好きなところで遊びます。

 

続いて食育を研究している「祓川ゼミ」の活動。「食すごろく〜ぱくちゃんを添えて〜」。

 

「ぱくちゃん」は松戸市の食育推進のイメージキャラクターです。
「祓川ゼミ」は松戸市と協力し、食育推進のために「食育かるた ぱくぱく家族」を作ったり、食育のイベントに参加したり、農業体験を行っています。
アートパーク参加もその一環です。広く「ぱくちゃん」を知ってもらい、子どもや保護者に食育の大切さを楽しみながら理解してもらうためにゲームを考えました。

 

今年は、大きなすごろくを作りました。止まったところに書かれた指示にしたがい、手形や魚釣りなどをして遊びます。

 

「祓川ゼミ」も満足のさわやか笑顔です。

 

続いて、「アートパーク」を裏方で支えている学生もいます。

 

3年生で「アートパーク」を経験した4年生が、今度は「お助け隊」として全体を運営、サポートします!
当日、3年生以下、下級生が思いっきり活動できるのは地域の方はもとより、4年生のバックアップがあるからなのです。

 

受付や、誘導、記録(写真、映像)などを交代で行います。
「3年生の時は、自分たちの活動に集中していたので、あまり全体が見えていませんでしたが、今年はアートパーク全体が見れて勉強になります!」。

 

ここからは、他の地域団体等の活動を紹介します。
中学生がかぶっているのは「かぶり寿司」。これをみんなでかぶると不思議と輪になってくるくる回りたくなります。

 

この中学生たち・・市内の中学校5校の美術部の生徒たちです。学校を超えて共同でワークショップを実施しました。今回は「ゆかいな分身を作ろう」。中学3年生は「アートパーク」で部活を引退。最後の思い出の活動になっているそうです。

「大成ゼミ」は毎年、これらの中学校に出向き「美術」の時間に「対話型鑑賞」の活動を8年続けています。

 

「かぶり寿司」をワゴンに乗せて会場を回っていたのは救護担当の児童学部、久保田教授。
保育科学生が「図工」の自由制作で作った「かぶり寿司」は、子どもたちに大人気でした。
今年も熱中症0。救護の原田先生、久保田先生ありがとうございました!

 

4年前から一緒にやっている千葉大学木下研究室。
千葉大園芸学部は聖徳大学から徒歩10分、同じ松戸にあるお隣の大学です。
環境デザインを研究している木下研究室とは、アートパークを始め、公園の使い方について度々意見交換をしています→千葉大コラボの過去の記事はこちらをクリック!

 

今回の最後は美術部。
児童学部の学生もたくさん入っていますよ!美術部はペットボトルやプラコップで可愛い風鈴を作るワークショップを行いました。

次回は「アートパーク11の②」。「関口ゼミ」と「西園ゼミ」、児童文化コース1、2年生有志の「児童文化お助け隊」の情報を中心に紹介します。お楽しみに!次回はこちらをクリック!

 

★学生が作った昨年の「アートパーク10」の映像もお楽しみください(↑)

(児童学部)

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