教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

海外研修!幼保コース①~オーストリアの幼児教育を学ぶ~

20.03.12

皆さん、こんにちは!
幼稚園教員・保育士養成コースの3年生は、オーストリア・ドイツ・チェコの3カ国に海外研修に行ってきました。
海外研修は、各国の幼稚園・保育所見学が主な目的です。
今回は、オーストリアの研修について報告します。

 

オーストリアの幼稚園をより深く理解するために、その国の文化や歴史を学ぶ目的で、オペラ座やシュテファン寺院とべレヴェデーレア宮殿にも行ってきました。
建築物、美術作品など本物に触れ、オーストリアの魅力や歴史を感じました。
その国の文化的背景を理解して、オーストリアの幼稚園へ見学に行きました。

 

オーストリアの幼稚園は、3~6歳の子どもを対象とした就学前教育が行われています。

 

年長児には小学校就学を見据えたカリキュラムが用意されており、小学校を意識した教育課程に沿って教育を受けます。
子どもの発達によっては、もう1年間幼稚園で過ごすこともあるそうです。

 

日本では、幼稚園教諭・保育士を取るためには、ピアノが必須ですが、ギターやリコーダーを使用する先生が多いそうです。
保育者は子どもの「やりたい」という気持ちを最優先し、自主性や主体性を育み、自立できるように支援しているように感じました。

 

今回の海外研修の学びから、日本の保育は規律がしっかりしており、それが日本人の勤勉さや真面目という特長に繋がっていると感じました。

 

また、オーストリアの保育は自由であるため、自分自身の行動に責任を持つことへ繋がっていくように感じました。
しかし、どちらか一方が優れているということではなく、これからグローバル化していく社会で、子ども達を保育するためには、各国の良さを踏まえた保育を考え、実践していくことが、保育者となる私達の果たすべきことではないかと学びました。

 

なお、今回の海外研修の内容は、聖徳祭で発表しました。
沢山の方が発表を聞いてくださり、緊張しましたが、卒論に向けてのプレゼンテーションの練習にもなり、とてもよい経験になりました。

今回は、「海外研修」をテーマに記事を選んでみました。

★「海外研修で『柔軟な発想』ができる小学校教員に!」はこちら!
★「海外研修① 保育士養成コース  ヨーロッパの幼稚園」はこちら!
★「海外研修② 保育士養成コース パウル・クレーセンターでアート体験」はこちら!
★「海外研修③ 児童文化コース イギリスの冒険遊び場」はこちら!
★「海外研修④ 児童文化コース イギリス児童文学の旅」はこちら!
★「保育士コース ドイツ、スイスに研修旅行中!①」はこちら!
★「保育士コース ドイツ、スイスに研修旅行中!②」はこちら!
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(児童学部)

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