赤ちゃんのお風呂 沐浴 「子どもの保健Ⅲ」
20.01.14
皆さん、こんにちは!
今回は、保育士資格の科目「子どもの保健Ⅲ」の清潔の演習授業「沐浴(もくよく)」をご紹介します。
授業担当は、初鹿静江先生です。
生後一ヶ月頃までの赤ちゃんは、大人と同じお風呂でなく、ベビーバスなどを使って洗ってあげます。これを「沐浴」と言います。
生まれたばかりの赤ちゃんは細菌などへの抵抗力が弱いため、感染などを防ぐために大人と一緒の浴槽ではなく、ベビーバスなどを使います。
この演習授業では、4から6人のグループに分かれ、赤ちゃん人形を使って、学生一人ひとり沐浴を体験します。
それでは、初鹿先生の解説で、沐浴の体験演習の様子を最初から覗いて見ましょう!
最初に、赤ちゃんのお顔をお風呂に入れる前に拭きます。
目の周りを優しく拭き、目やになどの汚れを取り除きます。そして、拭き残しの無いように顔全体を拭きます。
次にお洋服を脱がせ、おむつを取り外します。
股関節脱臼の予防にも注意しておむつ交換ができるように練習します。
「おしっこ漏らさないでね!」
さあ、湯船に入れてあげましょう。初めてだから緊張しちゃいます!
沐浴布(ガーゼ)をかけてあげると安心します。人形だけど・・「本当に赤ちゃんって可愛い!」
赤ちゃん気持ち良さそうですね。頭から洗ってあげます。
上の部分から下の部分へ、中心の部分から先の方に向かって上手に洗うことができました。
湯船に入れている時間は3分程度です。
今度は背中です。右手首にあごを乗せて、左手でしっかり背中を支えて身体を背中側に反します。
「小さな背中ですね‥」
最後に掛け湯をかけて肌に残った石けんを洗い流します。
「お疲れ様!!」お洋服を着せたり、整髪したり、赤ちゃんの時から日常生活の中で清潔の習慣を身につけていきます。
「とても綺麗になりましたね!」
沐浴の後は、ミルク(または湯冷し)を飲ませてあげましょう。
赤ちゃんの授乳方法についてもしっかり学びます。空気を飲み込まないように上手にミルクを与えられるかな?
そして、ミルクを飲ませた後は、げっぷをさせて吐乳(ミルクを吐いてしまうこと)による窒息を予防します。
まだ、首が座ってないので気をつけて!
どうでしたか?沐浴の演習授業。
聖徳大学児童学部では、こういった実践的な演習で、たくさんの保育のスキルを身につけることができ、保育現場に出てもすぐ活躍することができます。
皆さん、保育士を目指してみませんか?
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(児童学部)