教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

学生紹介(15)小学校免許+中高免許で教員採用試験に現役合格!

19.01.22

みなさん、こんにちは!
聖徳大学児童学部は、自分の希望に合わせて、複数の資格・免許をとることができます。
今回は、小学校教員養成コースの4年生で、小学校教員免許と中学・高等学校教員免許を取得し、今年度の教員採用試験に合格した2人に、入学の動機や4年間の学びを語ってもらいました!
聞き手は小学校教員養成コース2年の担任北畑先生です。

 

一人は、Wさんで、小学校教員免許のほか、中学・高等学校の「社会」の教員免許課程を履修し、小学校の教員採用試験に現役合格しました。

 

もう一人は、Aさんで、小学校教員免許のほか、中学・高等学校の「国語」の教員免許課程と、特別支援学校の教員免許課程、さらに司書教諭の免許課程を履修し、小学校の教員採用試験に現役合格しました。

 

Q. 聖徳大学を選んだ理由は?

Wさん:進路を迷っていましたが、教職に就くなら聖徳大学と決めていました。教職のなかでも何の免許をとるか迷っていましたが、いずれの免許もとれて、自宅からアクセスの良い大学だったので選びました。

Aさん:私は第一志望の大学がダメで、第二志望を決めるときに、高校の先生から聖徳大学を薦められました。他の大学でも免許はとれるけど、実際に先生になれるかは別問題で、聖徳大学は教員採用試験合格率が高く、実績があるということで、高校の先生からの強く推されました。女子大に抵抗がありましたが、結果的にはとても良かったです。

Wさん:それ分かる!私も共学出身ですが、女子大は、良い意味で授業をリラックスして受けられました。異性の目がない分、思ったことを言いやすいですし。

Aさん:あと、模擬授業(学生の中で先生役と生徒役に分かれて模擬的に授業をするもの)がやりやすかったです。のびのび、自分らしくできました。

 

Q. なぜ中学・高等学校教員免許を取得しようと思ったのですか?

Wさん:入学して間もない頃の説明会で、自分の自治体のことを伝えたら、小中一貫教育を進めている自治体であるため、中高教員免許をとっておいた方が良いと言われました。元々社会科が好きだったので、それを極めたいと思いました。時間割を組むのに不安がありましたが、事務で相談にのってもらったりして、遅い時間にずれこむこともなく、スムーズに取得できました。

Aさん:私が受ける自治体も、小中一貫教育を進めている自治体でした。

 

Q. 中学・高等学校教員免許をとって良かったと思うことはありますか?

Aさん:自分の専門領域ができることです。教員採用試験でも、専門を聞かれますが、ためらうことなく「国語です」と答えることができました。あとは、採用試験の加点です。学力に不安があったのですが、私が受けた自治体は、中高免許、特別支援免許、司書教諭免許をもっているとそれぞれ+5点されるため、合計+15点されました。これが合格の鍵になったと思います。

Wさん:私は、先生が面白くて、ためになることが多かったです。児童学部の学生とは違う視点や知識をもつ、文学部の学生さんと交流できたのも、刺激になりました。

 

Q. 聖徳ならではの教育で、印象的なものは何ですか?

Wさん&Aさん:やっぱり海外研修!個人的に行こうと思ってもヨーロッパにはなかなか行けないので。

Wさん:個人的に行っても「楽しかった」で終わって、必要な知識を持って帰ってこれないと思います。様々な学びの機会を通して、異文化を知ることができました。

Aさん:実際にヨーロッパの小学校や幼稚園を見られる機会はなかなかないですよね。
それと、聖徳ならではの教育といえば、ピアノは確実に良かったと言えます。初心者でスタートしましたが、ピアノの先生に恵まれ、隙間時間に練習して、上達しました。

Wさん:好きな時間にいつでも練習できるのは、聖徳のすごいところですね。私は元々習ってましたが、小学校実習でも弾きましたし、聖徳のピアノの授業によって、初見で弾いたり、人前で弾く力がつきました。教員採用試験では、実技試験で「弾き歌い」がありましたが、何とも思わずすんなりとできました。

 

Aさん:大学によっては習う機会がなかったり、簡単な授業しかないので、教員採用試験が間近に迫って、習いに行き、必死に練習する人がいるようでした。少人数で、ここまで手厚くやってくれる大学はなかなかないと思います。

 

Q. 小学校教員養成コースは、1年次に附属小学校実習がありますが、それはどうでしたか?

Aさん:1年次の附属小学校実習は、守られた環境なので、安心して学校現場で学ぶことができました。3年次になっていきなり長期間の実習に行くのは不安なので、1年次に短期間でも経験できてよかったです。

Wさん:私にとって1年次秋学期の附属小学校実習は、この道を選んで間違いなかったと、自分の気持ちを確認する機会になりました。行って良かったです。

 

Q. ずばり今後の目標は?

Aさん:お互い認め合う、温かい学級を作りたいです!褒めることで、子どもは嬉しそうにするし、前向きになるし、自分も楽しいです。自己肯定感をテーマに、卒業論文も書きました。

Wさん:私は、多くの子に学校って楽しいと思ってもらうことです。実習の経験から考えるようになりましたが、家以外にも、自分の居場所があるんだなと思ってもらいたいです。

お二人とも、ありがとうございました。
最後にお二人の目標を聞いて、改めて、温かい人柄と芯の強さを感じました。
子どもたちの心の拠り所となる、頼もしい先生になってくれることと思います。
4月からの小学校教員としてのご活躍を期待しています!

 

★聖徳大学児童学部から小学校の先生になろう①の記事はこちら!
★聖徳大学児童学部から小学校の先生になろう②の記事はこちら!

 

 

(児童学部)

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