RE科目「戦国大名」報告①
25.12.27

「日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開設された聖徳大学文学部の参加型体験授業、「RE科目」(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)のご紹介です。
RE科目「戦国大名」は、関東を代表する堅城である小田原城を訪れました。
北条氏(後北条氏)は小田原城を本拠として、関東一円を支配しました。講義では戦国時代の大名と城について学んできましたが、学外授業では実際に小田原城と周辺の遺構を訪れ、戦国時代の景観を創造しながら、授業の学びを振り返りました。担当は、歴史文化コースの黒須利夫先生です。
小田原駅に集合すると、まずは小田原駅のすぐ近くにある、第4代領主北条氏政の墓所にお参りしました。そこから、市内でわずかに残る小田原城三の丸の土塁跡(幸田門跡)に向かいます。上杉謙信や武田信玄はここを通って小田原城を攻め、氏政時代には城の一部が焼けたと考えられています。


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次に、小田原城に向かいます。小田原城趾公園に着くと、馬出門(うまだしもん)から銅門(あかがねもん)という、本来の登城ルートで入城しました。住吉橋の前で記念撮影をした後、復元された銅門に入ると、小田原評定の様子が再現されています。さらに、常磐木門から小田原城天守閣へと入って行きます。



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その後、戦国時代の北条氏小田原城の景観を探るために公園の裏山を登り、八幡山古郭の遺構に向かいました。小田原城の主郭があったとされる県立小田原高校の脇を抜け、さらに坂道を登って向かった「小峯御鐘ノ台大堀切」がもう一つの目的地となります。戦国時代の城には、その外郭に空堀と土塁をめぐらし、総構(そうがまえ)と呼ばれる防禦施設を備えているものがありました。小田原城の総構は総延長9㎞にも及び、当時の全国最大規模を誇っており、このことから難攻不落の城とも呼ばれていました。
「小峯御鐘ノ台大堀切」は小田原城総構の一部で、戦国時代当時の姿をよく残す貴重な遺構です。現在でも、幅20~30m、深さ10m以上、堀の角度は50~60度という空堀がおよそ250mにわたって残っています。現存する空堀としては、全国でも最大規模です。樹木が茂る薄暗い山の中、皆で一緒に城攻めをする戦国時代の兵となった気分で、空堀の底を歩きました。


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大堀切の後は、再び小田原城に戻り、天守閣内の博物館を見学しました。博物館の充実した展示で、北条氏と小田原城の歴史を学ぶことができます。また、天守閣の上からは相模湾や周囲の景色を一望することができ、小田原攻め当時の様子を想像しながら、その眺望を楽しみました。



今回の学外授業は坂道を登ることが多く、途中で雨にも降られてしまいました。しかし、普段は見られない、戦国時代の小田原城の景観に触れることができて、充実した一日となりました。
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