文学部・文学科 │ 聖徳大学

英語・英文学コース中間発表

25.10.11

英語・英文学コースの4年生による卒業論文中間発表会が開催されました。卒業論文は4年間の学びの集大成であり、学生たちはそれぞれの関心に基づいてテーマを設定し、文献研究や調査、考察を重ねてきました。

今回の発表会は、その成果を共有し、仲間や教員からのフィードバックを受けて研究をさらに深めていく大切な機会となりました。今年度も英語教育、言語学、文学、文化研究など多岐にわたるテーマが取り上げられました。
例えば「英語教育における小中連携について」では英語学習の接続の課題が考察され、「英語スピーキングにおける学習者の不安とその要因分析」では学習者が英語を話す際に抱える心理的側面が取り上げられました。また「白雪姫から見るジェンダー観の変遷」では物語を通して時代ごとの社会的価値観の変化が検討されるなど、どの研究にも独自の問題意識が色濃く反映されていました。

発表後には仲間や教員から積極的な質問が寄せられ、4年生は緊張しながらも真摯に答え、会場は終始活気に満ちていました。
こうしたやりとりを通じて新たな視点や課題が見えてきたことは、今後の卒業研究を進めるうえで大きな糧となるはずです。4年生は今回得たフィードバックを活かし、卒業論文の完成に向けて研究をさらに発展させていきます。
自ら問いを立て、考えを深め、成果としてまとめる作業は決して容易ではありませんが、今後の学びや社会での活躍にしっかりと結びついていくことでしょう。

発表に臨んだ4年生のみなさん、本当にお疲れさまでした。卒業論文完成に向けたこれからの努力と成長を心より期待しています!

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