帝国ホテルで新入生合宿が行われました①
24.04.30
昨年度から「新入生向けプレミアムRE科目」として、東京・日比谷の帝国ホテルにて1泊2日で一流のセンスとマナーを学ぶ、文学部独自の新入生合宿(Blooming Stay Program)がスタートしました。
昨年度の学生の皆さんの意見をふまえ、今年度はさらに学生の皆さんに寄り添ったプログラムで行われました。
初日のプログラムは、「桜の間」で始まりました。
最初のプログラムの内容は、大学生活のスタートを切るにふさわしい学びとなっています。
・印象の良い自己紹介・話し方
・じゃんけんでめぐりあい
・オンリーワンを探せ!
・自分の将来のキャリアについて考える
・フルコースディナーのテーブルマナー
まずは、印象に残る自己紹介についてレクチャーを受けたあと、今度は実際に1分間で自己紹介をしてみます。「1分以内」ではなく「1分間は話さなくてはならない」というルールです。
「「自己紹介」で1分という時間制限を設けたことでより相手のことをたくさん知れてよかった」(図書館情報コース)
「いつもと違う自己紹介が練習できる機会が作れて良かった。自分の名前を覚えてもらうための工夫や、相手に良い印象を与える自己紹介の方法を学んだり、自分にしかない長所や特別なことを見つけられると、嬉しくなる」(図書館情報コース)
「じゃんけんでめぐりあい」は、ゲーム感覚で相手の座右の銘を聞くというもの。グループもクラスもさまざまな人とまさに「めぐりあう」プログラムです。
「「じゃんけんでめぐりあい」は、コースの異なる全然知らない子と関わるきっかけになって、楽しかったです!」(歴史文化コース)
「じゃんけんのプログラムで、ほかの人たちの座右の銘を聞けるのはとても新鮮で、面白かった」(日本語日本文学コース)
「オンリーワンを探せ」は、グループ内で自分しかないはずの「オンリーワン」を探し、グループ内で発表するというワークです。
まずはお手本として先生方の「オンリーワン」を聞いてみました。学生と教員の距離が近い、文学部らしい和気藹々とした雰囲気でプログラムが進んでいきます。
「オンリーワンでは改めて自分についても考えることが出来たし、周りの人のオンリーワンも凄いものばかりでとても楽しかったです」(書道文化コース)
「自己紹介とオンリーワンを見つけよう。は初めて話す子とも席が一緒になっていたので、会話をして打ち解けるのにとてもいい機会になって楽しかったし、仲良かった子も違う一面を知れたりしたのが良かったです」(日本語日本文学コース)
学生の皆さんからの感想をみると、より良い自己紹介を考えたり、他の人にはない自分だけの特徴を考えて共有したりと、入学から日が浅い中で、クラスの仲間とお互いのことを深く知る機会となったことがうかがえます。
4年後の自分を想像するワークでは、グループごとに大学生活のスローガンを話し合い、発表しました。
「キャリアでは特に、「同じコースにいてもこんなに目指す先が異なるのか」ということをとても感じた。今後も様々な人とかかわり自分の進路決定のヒントにしたいと思った。また、協力してみんなでそれぞれの道を切り開いていきたいとも感じられる時間だった」(歴史文化コース)
「講義というよりもグループワークが多めだったので同じ卓の子達とも仲良くなれて、将来のキャリアについても考える事ができたので、とても有意義な時間を過ごせました」(教養デザインコース)
初日の締めくくりは、「富士の間」でのフルコースディナーです。
テーブルマナーをしっかりレクチャーされた後、いよいよ「富士の間」へ。
会場の華やかさに歓声が上がっていました。
「事前に分かりやすく説明してくださったうえに実践する際にもたまに先生が来て教えてくださったりして、友達と楽しみつつ学ぶことができました!」(国際文化コミュニケーションコース)
「ホテルスタッフの方々も困っていたときにわかりやすく教えてくださり安心して食事ができた。また、緊張もしたが、夕食時間の前にテーブルのメンバーと様々なプログラムを行ったため仲が深まった状態での食事となりより楽しく味わうことができた。帝国ホテルの食事をいただけることもそうだが、仲間とテーブルを囲めたこと、テーブルマナーをいちから細かく教わることができたことはとても貴重な経験だったと思う」(歴史文化コース)
初日の盛りだくさんのプログラム。
参加した1年生からは「楽しかった」「ためになった」という声がほとんどで、大満足のプレミアムRE科目であったことがうかがえますね。