文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目「文豪を訪ねてⅡ」報告②

26.01.10

大学通信オンライン
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日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに設置された聖徳大学文学部の参加型体験授業「RE科目」(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)のご紹介です。

今回はRE科目「文豪を訪ねてⅡ」の2回目の学外授業です。坂口安吾展を開催中の県立神奈川近代文学館(横浜市中区山手町)を訪れました。

作品を詳しく読んだうえで、作家ゆかりの土地を訪問する「文豪を訪ねて」。秋学期に開講される「Ⅱ」では、太宰治芥川龍之介がメインテーマです。
今回は太宰治と同じく無頼派、新戯作派と評される坂口安吾の大規模な展覧会を見学することにしました。昨年は安吾の生誕70年。今も熱心な愛読者がいる作家です。

展覧会の副題は「あちらこちら命がけ」。「生きよ、堕ちよ」の言葉で知られる坂口安吾(1906~1955)は敗戦後の日本において、『堕落論』や『白痴』が熱狂的に若者たちに迎えられたことで知られています。

戦時中に人々を支配した価値観を根底的に問い、既成の道徳を破壊した安吾は、戦後社会の実質を伴わないきれいごとのタテマエを否定して、人間のあるべき姿を求めました。太宰治、織田作之助らとともに混乱期に「ほんとうの言葉」を放つ作家として人気を集めました。

みなとみらい線の元町・中華街駅に集合。まずは、港の見える丘公園で、遠くに海を見ながら横浜市を一望しました。噴水を楽しみ、記念写真も撮りました。

そして、公園内にある県立神奈川近代文学館へ。まず、展覧会を担当した学芸員の方が、坂口安吾の生涯や作品の魅力を画像とともに解説してくださいました。

会場では安吾ゆかりの資料が次から次に展示されていました。小説などの直筆原稿、闘病日記、愛用の眼鏡や文房具。手紙やハガキ、写真も楽しむことができました。全体を通して、安吾の自由でスケールの大きな精神に包み込まれるようでした。

坂口安吾(図録より)

最後に、文学館内の喫茶室で休憩。いつのまにか暮れていく野外を見ながら、お茶を片手に友と文学の話にふけるのも格別の時間でした。

文豪とアルケミストのパネルと一緒に

参加した学生たちからは「坂口安吾の頭の中をのぞき込むようでした」「字がとてもきれいで読みやすく、意外でした」「仲間をかばう姿に情の深さを思いました」「作品を読みたくなりました」「散らかった書斎が再現されていて、そこで記念写真を撮りました」と口々に満足そうな表情で語っていました。

学生の皆さんの感想①
学生の皆さんの感想②

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