カナダでの語学研修が行われました
25.10.18
2025年度の語学研修は、8月4日(月)から8月22日(金)の3週間、カナダ東海岸にあるプリンス・エドワード島大学(以下UPEI)で実施され、文学部2年生8名が参加しました。
学生達はUPEIの学生寮に滞在し、大学附属の語学センターが運営する語学プログラムを受講しました。


UPEIは、1834年と1855年創立の大学が合併して1969年に州立大学として創立された歴史ある大学で教育力が高く、カナダの大学ランキングでは常に上位を占めています。
国際色も豊かで留学生も大変多く70以上もの国から来ています。地域との関わりも深く、夏季は多くの施設が一般市民にも開放されています。
自然豊かな美しい構内には中高生のスポーツ合宿をはじめ、水泳、アイスホッケー、散策などを楽しむ子どもやお年寄りの姿が数多く見られました。



大学附属語学センターによる授業は英語力別に分かれて行われ「読む」「聞く」だけではなく意見を発表する機会が多く実践的な英語力の向上に大変役立ちました。また、英語を通してカナダの歴史や文化、日本では馴染みが薄いカナダの先住民族についても学び、多角的な視点からカナダの現状—多文化共生社会―に対する理解を深めました。



授業後や週末には体験を通してカナダをより深く理解する学びの場が用意されており、学生達は様々なアクティビティを楽しみました。
「赤毛のアン」作者―モンゴメリの故郷Cavendish(キャベンディッシュ)ツアーでは、アンの家や博物館で物語の世界観を体感し、地元の人で賑わう海辺を散策しました。
そしてその後に「アンとギルバート」のミュージカルを鑑賞することで作品への理解がより深まりました。





歴史的建造物である副総督(在位1786-1805)の邸宅「Fanningbank House」(ファニンバンクハウス)の見学では、当時の衣装や建物、庭園、フランス人がプリンス・エドワード島に初上陸した地の説明等を通して島の歴史を学びました。


また各界で活躍する女性6名によるイベントは学生にとって自らのキャリアを考える大変良い機会になり、熱心に話を聞き積極的に質疑する学生の姿が随所に見られました。
そのほか学生達は、島名産のジャガイモ料理、アイスクリーム、ロブスターなど地元の味を楽しむなど自由時間も大いに満喫していました。







本研修を通して、カナダと日本の違いから多くの気付きを得た学生達の異文化理解は確実に深まり、国際的な視野が拡がりました。
また合同の授業やアクティビティを通して他大学の学生達からも学ぶ姿勢や意欲など多くの良い刺激を受けたようです。
さらに慣れない環境の中で過ごした日々は自主自律の精神を涵養する良い機会になりました。こうした体験は今後の学生生活や人生を歩む上できっと良き糧となるでしょう。
百聞は一見にしかず!と言いますが、まさに、聖徳大学文学部の海外語学研修では、英語力の向上に加え、様々なアクティビティを通して現地の歴史や文化を多角的に楽しく!学ぶことが出来ます。
【お知らせ】
「聖徳大学文学部Instagram」では、さまざまな1分動画の連載が始まりました。
たくさんの学生の「生の声」が聞ける動画になっています。ぜひブログと合わせてご覧ください!
https://instagram.com/seitoku_bungaku?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
















