帝国ホテルで新入生合宿が行われました②
25.05.25

「新入生向けプレミアムRE科目」として、東京・日比谷の帝国ホテルにて1泊2日で一流のセンスとマナーを学ぶ、文学部独自の新入生合宿(Blooming Stay Program)が行われました。
文学部ブログでは、その合宿の模様を2回に分けてお伝えしています。
1日目のプログラムに引き続き、2日目のプログラムは東京の中心をめぐるオリエンテーリングです。コースは以下の4つ。グループごとに歩きます。
1)皇居―江戸の中心を歩く―
2)日比谷―日本最初の洋風公園を歩く―
3)丸の内―近代を形作った建築を歩く―
4)銀座―近代文学の街を歩く―
1)皇居コース
江戸・東京の中心である 江戸城・皇居を歩きます。和田倉噴水公園を通って大手門から皇居へ。
東京の中心とは信じられないような広大な空間を楽しむとともに、在りし日の江戸城の姿にも思いを馳せることができる、歴史的な空間を体験するコースとなっています。
解説をしてくださった先生の足が速くて、学生の皆さんは一生懸命ついていったみたいですよ。
「ずっと来てみたかったところに行けて嬉しかったのと同時にたくさんの豆知識や裏話をしれてとても楽しかった」(歴史文化コース)
「桃華楽堂を生で見れて感激でした!桜も綺麗に咲いていて、かつては江戸城も桜で彩られている情景があったのかと思うと、風情があっていい気分になりました」(図書館情報コース)

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2)日比谷コース
日比谷図書文化館の常設展示により、古代から現代までの東京の歴史を学びます。江戸城以前の江戸の姿、江戸・東京の町並みの変化、昔の帝国ホテルの写真も見ることができます。
日本で最初の洋風近代式公園である日比谷公園では、花壇・噴水などの公園施設を散策し、ミッドタウンの6階から、日比谷公園・皇居を眺めます。
「公園が好きなので、日比谷公園を回れてよかったなと感じました。それと個人的に、警視庁を見ることができたのがとても嬉しかったです」(国際文化コミュニケーションコース)
「公園は花が色んなとこに咲いていて歩いていて楽しかったです。図書館も歴史的書物が置いてあるので好きな人はとても喜べる場所でした。桜田門は思っていたより壮大で、桜と周りの池のようなものも一緒に見れて綺麗でした」(書道文化コース)

3)丸の内コース
日本の近代を形作った、有名な建築(近代化遺産)を歩きます。
1934年に建築された明治生命館は、戦後GHQにより接収され、重要な会議の場となりました。コンドルが設計した三菱一号美術館の脇を通り、東京中央郵便局の局長室が復元されているKITTEへ。
東京駅丸の内広場で写真を撮り、重要文化財である東京駅丸の内駅舎までのコースです。
「色々な建造物を見ることができ、楽しかったです!特に東京駅はいつもはさりげなく歩いたりしますが、改めてみると、細かい装飾などされており、思いが込められて作ってるいるんだなと思いました」(教養デザインコース)
「自分たちでコースの中でどういう順番で動くかなどを考えて行動したため、必然的に話すことが増え親しくなれたと思う。また、東京駅自体にはよく行くが付近を観光することはなかったのでいい経験になった」(日本語・日本文学コース)

4)銀座コース
近代の作家達が歩いた銀座の面影を探しながら、銀座の〈新〉と〈旧〉を味わうコースです。
たとえば泰明小学校は島崎藤村・北村透谷が学んだ小学校として有名です。銀座ルパンは太宰治・坂口安吾の写真で有名なバーで、文豪ファンにはあこがれの場所となっています。
1889年に開場し現在は五代目となる歌舞伎座、ゴジラ像も写真スポットです。
「見たことの無い建物や、綺麗な景色、お店に目を奪われました。学びの中に楽しみも混じっているのが聖徳らしくて、とても満足しました」(国際文化コミュニケーションコース)
「銀座ルパンにずっと行ってみたいと思っていたので、行くことができて感無量でした」(教養デザインコース)

2日間の新入生合宿、皆さんお疲れ様でした。
クラスやコースの仲間と絆を深め、楽しく学ぶ良いスタートがきれたことと思います。
大学での学びもぜひ楽しんでくださいね!
「聖徳の文学部にこなかったら中々来ないところにも沢山行けたり、一緒に歩いた子達とも色んなお話が出来てすごく仲良くなれたと思うので本当に聖徳に来て参加出来てよかったなと思いました」(図書館情報コース)
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