文学部・文学科 │ 聖徳大学

図書館情報コース中間発表

24.10.20

図書館情報コースでは9月12日に4年生による卒業論文の中間発表を行いました。
会場には発表者の4年生、指導教員のほか、聖徳大学名誉教授の村山隆雄先生(元国立国会図書館国際子ども図書館館長)、聖徳大学兼任講師の松井勇起先生、下級生など多くの方が集まり、内容の濃い発表会となりました。
学生による研究計画と進捗状況についてのプレゼンテーションの後、質疑応答が行われました。

学生による発表の様子

具体的には次のような研究発表がありました。

文献研究では、「認知症の予防と治療における図書館資料の活用と効果について」「図書館における紙資料修復の実施状況と課題について」「ファンタジー作品における異世界への入り口ー物語の導入に着目して一」など、図書館そのものやメディアに着目した研究がありました。

実証研究では「読み聞かせの導入に有効な手段とはなにか一保育園児の集中力に着目して一」「地方自治体における図書館の実態調査にみる現状と課題-松戸市立図書館を中心として-」など、アンケートや観察調査によって図書館サービスを掘り下げるものや、「絵本に描かれる男らしさと女らしさ:ジェンダー史に着目した変遷」などの内容分析がみられました。

今回いただいた手法の細かな詰め方や分析の観点などについてのアドバイスをもとに、3ヶ月後の卒業論文完成に向けて、ブラッシュアップを進めていきます。

教員一同、学生のみなさんがご自身の問題意識に基づいて満足のできる成果をあげられることを応援していきます。

村山先生から講評を受ける様子
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