文学部・文学科 │ 聖徳大学

図書館情報コース卒業論文中間発表

23.10.23

図書館情報コースでは、9月7日に4年生による卒業論文の中間発表を行いました。

中間発表では、卒業論文の執筆に向けて、自身の研究の現時点での進捗状況を報告します。

図書館情報学は、さまざまな学問領域が交わり合う分野のため、図書館に直接関わる研究に加え、多様なメディアや文化、制度といった幅広い観点から、学生が興味のあるテーマを設定できるのが特徴です。

今年度も、動画共有サービスにおける音楽著作権の課題を明らかにしようとするものや、日本における異類婚姻譚の受容とダイバシティの関係性に迫ろうとするもの、聴覚障害児への読み聞かせの現状を探るもの、児童文学や絵本に描かれる図書館の内容分析など、幅広いラインナップとなりました。

図書館情報コース4年生の発表の様子

4年生の皆さんは、それぞれ準備した資料をスクリーンにうつしながら、自身の取り組んでいる研究の目的や従来の研究にはない新しい観点などについて説明し、コースの先生方からの質問や指摘に回答していきました。

質疑応答の様子

今年度は、例年よりも下級生の見学が多く、先生と4年生、そして下級生が同じ空間で、一緒に研究について共有し、ときには議論し合う、とても充実した時間となりました。

卒論提出まで残り、3ヶ月です。
この中間発表での指摘を踏まえて、充実した卒業論文が完成することを期待しています。

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