2023年度春学期RE科目を振り返って
23.10.16
「日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開発された、聖徳大学文学部の体験型授業、
「RE科目(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)」のご紹介です。
2023年度春学期は、いよいよCOVID-19前の状態に移行しながら、RE科目を実施してきました。学期末に、アンケートに寄せられた学生たちの声を紹介していきたく思います!
まず、満足度ですが、春学期は約93%の学生から「楽しかった」との評価を得られました。学外授業への制限が緩和されていく中、学外研修を加えて盛り上げた講義内容が、反映されているように思います。さらに96%の学生が「今後の学びに役立つ」と答えております。大学生活、そして卒業後もこの学びを活かせていければと思います。
では、具体的に学生たちの声の一部を紹介していきましょう!
【ティファニーとスヌーピーで学ぶアメリカ文化・文学】
「アメリカ文化とスヌーピーやティファニーが関わっていくのが興味深かった。」
「スヌーピーもティファニーも初めて行きました。とても楽しかったです。授業でも初めて知ったことや学んだことが多くあったので勉強になりました。」
【一流のホスピタリティを訪ねてI 】
「成田空港で、グランドスタッフの方のお話を直接お聞きできて、とても勉強になった。」
【人はなぜ怨霊となるのか-菅原道眞と平将門-】
「将門塚に行けたことが1番印象に残っています。大昔の人で授業で聞いているだけだったのが、首塚を目の前にして本当にいた人なんだと感動しました。とても貴重な経験ができ、また機会があったら行ってみたいと思いました。」
「通常の学習や学外活動などで、気になっていたことについて知ることができたのでとても楽しく、学びに繋がったと思います。」
【博物館・美術館・図書館を歩く】
「『博物館・美術館・図書館を歩く」はとても面白いです。事前学習がしっかりしており、実際に見学して学びが大いに深まったと感じます。」
「博物館では竪穴住居の中に入ったことやまつりの際に使われていた道具の展示が印象に残っている。図書館では光天井や水圧式エレベーターなど設備についての印象が多く残っている。人やたてものの法の変化に応じて形を残しつつ回収していることや当時の素材を使って修復していることなどがわかり、とても興味深かった。」
【文豪を訪ねてI】
「とても楽しかったです。漱石山房はずっと行ってみたかった場所でしたので、とくに印象が強いです。」
「色んな作品を読んだり、文豪ゆかりの地へ訪れたりできて楽しかった。学外授業では文豪たちの人生、家やよく食べていたものなどを知れて、前より身近な人に感じることができてよかった。」
【恋の歌を読む-百人一首を中心に-】
「先生方のRE科目に対する熱意を感じ取ることが出来、親近感を抱きました。先生同士でも学生同士でも協力しながら質の良い授業が出来たと思います。」
「百人一首」がいかにして作られたのか、最初は人物相関が複雑でよく理解できませんでしたが、御子左家と藤原定家の話を繰り返し聞くうちに、段々と人の名前を覚え背景を理解することが出来ました。
百人一首によく似た「百人秀歌」があることや、数々の人物が百人一首を書写してきたことを知り、興味を深堀りしたいポイントが沢山あって、百人一首に対してかなり関心が高まりました。」
学生たちの、充実した講義内容についての声の一部をご紹介いたしました。RE講義の魅力は、こうした声を丁寧にくみとって、今後のRE講義に活かしていくところにあります。秋学期もお楽しみに!
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