文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目「博物館・美術館・図書館を歩く」報告②

23.09.15

松戸市立博物館入口にて

「日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開発された、聖徳大学文学部の体験型授業、「RE科目(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)」のご紹介です。

RE科目「博物館・美術館・図書館を歩く」は、図書館職員や博物館・美術館学芸員として勤務経験のある図書館情報コースと歴史文化コースの先生方から、それぞれの目的や役割、さらには、施設に込められた職員の思いなどについてもレクチャーを受けた後実際に見学して学びを深化させる体験型プログラムです。

6月9日金曜日は、歴史文化コースの松尾昌彦先生と桑原規子先生、図書館情報コースの片山ふみ先生の引率で松戸市立博物館の見学を行いました。まず、エントランスホールに集合した学生たちは2班に分かれ、松戸3万年の歴史を展示する2階の総合展示室と縄文時代の竪穴住居を復元した野外展示「縄文の森」に向かいました。

野外展示「縄文の森」にて

松戸市内で調査された縄文時代遺跡のデータから復元された原寸大の竪穴住居内では、その製作の過程や展示の狙いなど、松戸市立博物館開設準備に係わった先生から詳しい解説を受けました。

竪穴住居内での解説

また、企画展示室で開催されていた『どきどきクロノロジー』と題した縄文土器展も観覧することができました。豊富な縄文土器を所蔵する松戸市立博物館の資料からその移り変わりを辿るもので、『縄文銀座』とも呼ばれる松戸市の特色が窺える企画展示でした。

企画展示室前にて

学外授業後に提出された見学レポートでは「実際の状況を体験することで考えるきっかけになる」「何気なく見ていた展示物にも見やすくする工夫がされていることや博物館がわかりやすく伝える工夫をしていることがわかった」といった感想も見られ、学内での学びを体感する機会となりました。

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