文学部・文学科 │ 聖徳大学

2023年度春学期RE科目が始まりました

23.04.23

春学期開講の6つのRE科目を担当される先生方
どのRE科目もチームワーク抜群です

「日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開発された、聖徳大学文学部の体験型授業、
「RE科目(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)」のご紹介です。

聖徳大学文学部では、1年生を対象に、「学びの楽しさと感動」をコンセプトとした、本物を見て学びを深める体験型授業「RE科目」(正式科目名は「人文科学入門」)が開講されています。

23年度春学期のラインナップは、以下の通りです。
1「恋の歌を読む ―百人一首―」
2「文豪を訪ねてⅠ-漱石と鴎外の世界-」
3「人はなぜ怨霊となるのか? -菅原道真と平将門-」
4「博物館・美術館・図書館の歩き方」
5「一流のホスピタリティを訪ねてI-エアライン業界編-」
6「ティファニーとスヌーピーで学ぶアメリカ文化・文学」

初回のガイダンスでは、担当の先生方からの熱いプレゼンがありました。
どの科目を選ぼうか、学生たちは熱心に話を聞き、考えをまとめている様子が伝わってきました。

RE科目ガイダンスでお話する山田学部長先生

「恋の歌を読む ―百人一首―」担当:岩井先生・松本先生・諸井先生

三十一文字の背後には、どんな情熱があったのか――。百人一首の歌とその歌人を中心に学びを深め、平安時代や鎌倉時代の「かな」で書かれた作品を鑑賞する授業です。
講義では、精巧な複製も資料として用いながら、作品を味わうポイントを伝授するほか、百人一首のかるた取りにもチャレンジします。聖徳大学図書館が所蔵する貴重なかるたも間近で見られます。学外研修では東京国立博物館を訪れ、先人たちの筆づかいや紙の美しさを実際に体験してもらう予定です。

「文豪を訪ねてⅠ-漱石と鴎外の世界-」担当:重里先生・李先生

作家ゆかりの土地を訪ねて、その作品世界に迫る科目です。春学期に開講されるIで対象にする作家は、夏目漱石・森鷗外・村上春樹・小川洋子の4人です。
講義では4人の作家の8作品を深く読みこんでいきます。学外研修の1回目は文京区の森鷗外記念館から東京大学を歩き、2回目は新宿区の早稲田の漱石山房記念館から早稲田大学までを散策する予定です。

左:「恋の歌を読む」
右:「文豪を訪ねてⅠ」

「人はなぜ怨霊となるのか-菅原道真と平将門-」担当:黒須先生・石本先生

平安時代には、菅原道真・平将門など、たくさんの怨霊が出現しました。この授業は、道真や将門がどのように怨霊となっていくのか、そして平安時代にはなぜ次々と怨霊が出現したのかについて、考えることを目的とします。
学外研修は、まず都内で将門の首塚、将門を祀る神田明神に赴きます。もう1カ所は鎌倉で、鶴岡八幡宮に参拝した後に、鎌倉御所跡や頼朝の墓、そして菅原道真を祀った荏柄(えがら)天神を訪れる予定です。

「博物館・美術館・図書館の歩き方」担当:松尾先生・桑原先生・石井先生・片山先生・坂本先生

東京国立近代美術館・松戸市立博物館・国立子ども図書館といった施設が、どのようにして作られ、どのような工夫がなされているのか学べる授業です。実務経験のある教員と一緒に、知と芸術の宝庫をめぐりながら「社会教育」について考えていきましょう。
学外授業では、国際子ども図書館や松戸市立博物館を実際に訪問し、学芸員や図書館員から役割や特徴について説明を受ける予定です。

左:「人はなぜ怨霊となるのか」
右:「博物館・美術館・図書館を歩く」

「一流のホスピタリティを訪ねてI-エアライン業界編-」 担当:菊地先生・熊井先生

一流で本物、そして最先端のホスピタリティを、講義での事前研究と現場体験のフィールドワークで学びます。春学期は、航空業界の概要・動向や業界の仕事、航空会社の事業や経営、客室乗務員やグランドスタッフのホスピタリティの考え方や接遇等を学び、フィールドワークでは、1回目に成田空港、航空科学博物館の見学、2回目に羽田空港のJAL施設見学等を予定しています。

「ティファニーとスヌーピーで学ぶアメリカ文化・文学」担当:佐々木先生・竝木先生・川井先生・山口先生・加藤先生・永盛先生

『ティファニーで朝食を』と、スヌーピーで有名な『ピーナッツ』は、同年代に出版され、アメリカを代表する作品となっています。そこで映し出されているのはどんな「アメリカ」なのでしょうか。
スヌーピーと英語の講義、ティファニーのマナー講座の体験や、スヌーピーミュージアム・ティファニーの店舗の訪問を通して、異文化への理解を深め、国際人としての教養を高めていきましょう。

左:「一流のホスピタリティを訪ねてⅠ」
右:「ティファニーとスヌーピーで学ぶアメリカ文化・文学」

先生たちの熱のこもったガイダンスは、学生たちにも伝わり、とても楽しみにしているとの声を多く聞くことができました。
中には、先生たちの言葉に応えるように、「このRE科目を受けるために聖徳大学文学部に入った」という熱い思いを書いてくれる学生も。
今後も本ホームページにて、RE科目のレポートを随時更新していきます。
お楽しみに!

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