文学部・文学科 │ 聖徳大学

カナダ語学研修の様子をお届けします

22.10.17

文学部の海外研修がついに今年度より再開されました。
早速カナダ語学研修の様子をお届けいたします! 今年度の夏季語学研修は8月4日(木)から30日(火)の間、
カナダのプリンス・エドワード・アイランド大学で実施され、文学部からは英語・英文学コースと教養デザインコースの学生の皆さんが参加しました。

現地の学生スタッフの方からの歓迎

成田空港を出発し、まず到着したバンクーバー空港では入国審査があったため、英語で渡航目的や期間、行き先を答えました。それをクリアすると、さらにオタワの空港で乗り換え、ついにプリンス・エドワード・アイランド大学のあるシャーロットタウン空港に到着しました。
緊張しながら降り立ちましたが、現地の学生スタッフがWelcome!と歓迎モードで優しく出迎えてくれました。

プリンス・エドワード・アイランド大学は、カナダ東海岸プリンス・エドワード・アイランドの州都であるシャーロットタウンに広大な敷地を有する州立大学です。
200年以上の歴史を持つ伝統がある大学であり、カナダ国内の大学ランキングでは常に上位に位置する教育レベルの高い大学です。世界中から留学生が集う国際色豊かな大学です。

学生の皆さんは、English Language Centreの主催する語学プログラムで、レベル分け試験に応じて授業を受講しました。研修中は、Bernardine Hallという学生寮に滞在し、現地の先生や学生、スタッフと英語で交流しながら約3週間を過ごしました。授業ではカナダの歴史や文化について英語を通じて学び、プレゼンテーションで自ら調査した内容を英語で発表しました。

現地の先生の丁寧なご指導のおかげで、プレゼンテーションも英語でこなすことができました!学生の皆さんからは今後も英語を学ぶモチベーションに繋がったとの声が多くありました。

平日の午後や週末はスポーツやゲーム等の様々なアクティビティーに参加しました。
プリンス・エドワード島にはCowsというカナダで有名なアイスクリームの本店があり、ダウンタウン・ツアーではプーティンやロブスター等の現地ならではのグルメを堪能しました。カナダにはTim Hortonsというカフェがたくさんあり、授業の合間に一息つきながら、課題などに取り組みました。

カナダ生まれの揚げパンBeaver Tailsは、形がビーバーのシッポに似ていることからこうした名前がつきました。何回か訪れて、色々な味を楽しんでいた学生さんもいましたよ。
こうした買い物やレストランでの注文の仕方など、授業を通じて学んできた英語を実用的に用いることで、自信を深めることができました!

また、大学が位置するプリンス・エドワード島は『赤毛のアン』の舞台としても有名で、様々なところに物語の舞台となった美しい自然や、作者であるL・M・モンゴメリの足跡を見ることができます。島のシンボルである美しい灯台や花をあちこちで見ることができます。今年の夏は暑い日が続き、日本の何倍と言われる日差しの強さを感じました!

週末は『赤毛のアン』ゆかりの地であるキャベンディッシュやビーチを訪れました。カナダの豊かな大自然や、アンの世界観を再現したパッチワークキルトが溢れた家、作者が実際に使用したタイプライターを通じて物語の世界を体感することができました。
また、『赤毛のアン』のミュージカル観賞では、英語で物語を楽しみながら、最高の演技や音楽と、それを歓迎する観客のスタンディングオベーションに感動したとの声が多くあり、現地でしか出来ないような貴重な体験ばかりでした。

プリンス・エドワード・アイランド大学の学生の皆さんと一緒に!

様々なアクティビティが用意され、すっかり現地の学生さんとも仲良くなりました。

最終日にはFarewell Party(お別れ会)を催していただき、3週間のプログラムを受講した皆さんに修了証が授与されました。

あっという間だったという声が多かった約3週間で、学生の皆さんの成長はめざましいものでした!この研修を通じて身につけた語学力と貴重な異文化体験を、今後も生かして欲しいと思います。

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