新任教員紹介
22.10.14
聖徳大学文学部図書館情報コースに、新たに先生をお迎えすることになりました。
メッセージをいただきましたので、ご紹介します。
9月より、文学部文学科図書館情報コースの専任講師として着任しました、坂本俊です。
私は図書館文化史を専門としており、図書館という存在が社会・文化形成にどのような関わり方をしていくのかに関心を寄せて、研究をしています。
みなさんは図書館というと、本を借りる・貸してくれる場所というイメージを強く抱いているかも知れませんが、現代の情報社会における図書館は、本のようなモノを提供する場所から、インターネットなど様々な情報源を活用し、必要とする情報をまとめ、提供する場所へと役割を変化させてきています。
近代的な図書館を特徴づける理念の一つとして「図書館は成長する有機体である」という言葉があるように、図書館は社会・時代の変化にあわせて変遷していきます。こういった社会における図書館の機能・役割を考究することで、より良い未来形成に繋がっていくのではないでしょうか。
聖徳大学の図書館情報コースは、当に図書館情報学の専門教育を受けることができる場であり、それは未来志向の場でもあります。ぜひ、このコースにおいて一緒に図書館のあり方を考えていきましょう。
新たに先生をお迎えし、さらにパワーアップした図書館情報コース。 図書館情報学を専門的に学びたい高校生の皆さんを、心からお待ちしています。