文学部・文学科 │ 聖徳大学

文学部、重里教授の『つたえるエッセイ』刊行!

18.10.21

優等生の文章はつまらない!
聖徳大学文学部日本語・日本文学コース主任、重里徹也教授の『つたえるエッセイ』(新泉社)が刊行されました。
ご友人の助川幸逸郎先生(岐阜女子大学教授)との共著で、エッセイの書き方をわかりやすく解説しています。特に目をひくのは、失敗や挫折、失恋や不幸など、人生のマイナスカードをプラスに転じる方法で、説得力のある文章の書き方を学ぶことができます。
書き始めるための方法。タイトルのつけ方。センテンス(文)は短く。比喩やオノマトペのコツ。方言をどう生かすか。悪口はどう書くか。
豊富な具体例とともに、文章執筆の極意が伝わってくるのです。実際に大学生の文章の添削例も付いています。
重里先生は大学では「日本語表現法」という科目を担当しています。聖徳大学ではインプット(多くの文学作品を読む)も大切にしていますが、アウトプット(文章で考えや思いを表現する)ことにも力を入れています。
授業で優しく文章の書き方を解説する語り口が伝わってくる一冊です。

重里徹也・助川幸逸郎『つたえるエッセイ 心にとどく文章の書き方 』(新泉社)
四六判 216ページ
定価 1,600円+税
ISBN 9784787718136

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