文学部・文学科 │ 聖徳大学

文学部生が県高校生文芸大会で研究発表

18.06.25

このほど聖徳大学で開かれた第6回千葉県高校生文芸大会で、文学部の2年生3人が研究発表をして、日頃の勉学の成果を披露しました。
この大会は関東地区大会の千葉県予選を兼ねたもので、県内の7つの高校から約70人の生徒が参加。今年は俳句作品で腕を競い合いました。
特別企画として、英語・英文学、日本語・日本文学、歴史文化の各コースの文学部生が力を合わせて研究発表をしました。テーマは「日本人は『ハムレット』をどう読んできたか」。

まず、シェイクスピアの生涯と『ハムレット』のあらすじを紹介。次に坪内逍遥から小田島雄志に至るまで、多くの英文学者たちがどのように訳してきたかをたどりました。さらに太宰治が翻案した『新ハムレット』にも触れ、この世界的名作に日本人がいかに深い影響を受けてきたかを浮き彫りにして、拍手を浴びていました。
発表は日本の近代史を振り返り、原文(英語)の朗読をし、太宰文学の特質を語るなど、各コースの学びを生かしたものでした。大学で学ぶことの楽しさと奥深さを文学好きの高校生たちに味わってもらいました。

7月8日のオープンキャンパスでも、同じメンバーで「ハムレット」の研究発表を行います。乞う、ご期待!

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