多様な人々をつなぐ魔法のスポーツ:ボッチャの体験
21.09.03
こんにちは!みなさんはボッチャという競技をご存知でしょうか?
ボッチャとは、どれだけボールを的に近づけることができるかを競うスポーツです。
一昨日、パラリンピックのボッチャで、杉村英孝選手が日本勢初の金メダルを獲得し、新聞の一面を飾りました!
そんな今大注目の競技ですが、もちろん、本学スポーツ健康コース(2022年度入学生よりスポーツ教育コース)の「アダプテッドスポーツ論」の授業にも登場しています! 今回はその体験の様子をご紹介します。 なお、アダプテッドスポーツ論の概要については、こちらをご覧ください。
アダプテッドスポーツ論では、競技ごとに学生が担当し、競技説明や審判などを行います。
ボッチャは、ジャックボールと呼ばれる白いボール(目標球)を投げた後、対戦する両者がそれぞれ赤と青の6球を投げ合い、自らの球をよりジャックに近づけたチーム(あるいは個人)が勝者となります。
赤青6球ずつ投げ終わったら採点をします。
ジャックボールにもっとも近いボールを投げた側にのみ 得点が入ります。
例えば写真ですと、ジャックボールに一番近いのが青球ですので、青に1点入ります。
ただし、ジャックボールにもっとも近い相手側のボール(写真では赤球)よりも、 ジャックボールに近い自らのボール(写真では青球)が複数あれば、1個につき1点が与えられます。写真の配置だと、青に2点入ります。
担当の学生から一通りルール説明があった後、早速、皮製のボールを手に持ってみます。
初めて手にするボールに興味津々。思ったより、小さい!思ったより、重い!そんな声が聞かれました。
投げる練習をした後、チームごとに、投げ方、投げる順番、投げる方向など、作戦会議をしました。
では、早速やってみよう! 練習と試合の様子を次の動画でご覧ください。
どちらのボールが近いか、目視で判断が難しい場合には、コンパス状の計測具(キャリパー)を使って計測しました。 しっかり使いこなせていました。
学生からは、次のような感想が述べられました。
「作戦が大事になってくるスポーツだと思った」
「回数を重ねるにつれて、作戦が生まれて、団結していくのが面白かった」
「色々な投げ方を試したけれども、どんな方法でもコントロールが難しかった」
「力があまり必要のないスポーツだと思った」
「簡単なルールで、他のスポーツと比べると特別な技術が必要なく、誰でも楽しめると思った」
「個人でも団体でも楽しめるし、お年寄りでも子どもでも楽しめると感じた」
実はこの競技は、重度の肢体不自由のある方のために考案されたスポーツで、パラリンピック等の国際大会は、そのような方々が対象となっています。
しかし学生が気づいたように、ボッチャは、子どもからお年寄りまで、また、障害の重さに関係なく、多様な人が一緒に参加し、楽しむことができます。
競技としてとても盛り上がるので、みんなで勝った負けたの気持ちの共有ができます。
とはいえ、競技者として本格的に取り組んでいる障害のある方々のレベルは段違い。
一般人チームが障害のあるアスリートチームに挑んでも、圧倒的に負けますよ、と担当の太田裕子先生。
将来、ボッチャというスポーツを通して多様な人々を繋いで欲しいと述べられていました。
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