「思い通りにはいかないけど、楽しい！」車椅子スポーツ体験 │ 教育学部・教育学科 │ 聖徳大学聖徳大学短期大学部

「思い通りにはいかないけど、楽しい！」車椅子スポーツ体験

21.07.09

みなさん、こんにちは。

今回は、スポーツ健康コース（2022年度よりスポーツ教育コース）の授業のご紹介です。

以前、「アダプテッドスポーツ論」での視覚障害陸上の疑似体験を覗いてみましたが、

今回は、同じ授業の別の回で実施された、車椅子スポーツの体験の様子をご紹介したいと思います。

授業を担当されたのは、特別支援教育コースの太田裕子先生です。

そもそも、この授業はどのようなものかと言うと、パラリンピックやスペシャルオリンピックス等の障害者スポーツ活動について、基礎理論を学ぶとともに、障害者スポーツを実際に体験し、指導法や支援について学習するものです。

「障がい者スポーツ指導員初級」の資格取得も視野に入れた科目でもあります。「アダプテッド」とは、一人一人の体に合わせて、スポーツを生み出すこと。また、障害ではなく「人」に注目し、出来ないことではなく出来ることに注目することがその特徴です。

この授業では、こうした障害の対するポジティブな考え方を伝えていきたいと太田先生は願っています。

今回の授業は、まず、車いすで自走しながら体育館へ移動するところから始まります。入口のちょっとした段差や普段意識したことのないわずかな斜面に苦労しながら車いすで体育館へ移動しました。

そして、授業はスポーツ種別ごとに担当する学生がルールなどを調べ、説明しながら開始されました。

まずは車いすバスケットボールです。パス練習では、投げる方も、捕球する方も予想以上に難しく、車いすの操作をしながらパスすることの難しさを実感した様子です。

シュートの練習の後、ミニゲームを行いました。さすがスポーツ健康コースの学生です。短時間のうちに車いすの操作に慣れ、次第にゲームの形になってきました。得点場面では大いに盛り上がりました。

次に車いすテニスの体験です。車いすテニスでは、ラケットを持つ、という動作が加わり、移動するときには、いったんラケットを膝に置いて車椅子を操作しなければなりません。そのあと素早くラケットを持ち、返球するタイミングが難しいです。

無理してラケットを振ると車いすごと転倒してしまう場面もありました。

大変なことだらけの体験のように見えましたが、運動後の感想では、「大変だったけど楽しかった」という声が多く聞かれました！

障害の有無にかかわらず、全力でスポーツすることの楽しさを実感できました。

※この記事は、2021年6月のWebオープンキャンパスの内容を圧縮したものです。

スポーツ教育コースや障害者スポーツに興味もった方はこちらの記事もご覧ください！

◆視覚障害陸上の疑似体験はこちら！
◆スポーツ健康コース（2022年度からスポーツ教育コース）の詳しい紹介はこちら！
◆パラリンピック代表内定・高田千明客員教授の講義はこちら！
◆「スポーツ健康コース　客員教授岡崎朋美先生の講義スタート！」はこちら！
◆「スポ健１年生　ルーマニアのリレー代表選手と交流」はこちら！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

7/18（日）に来校型の全学オープンキャンパスがあります。予約制です。
→こちらでご予約ください。

みなさんの来学を楽しみにお待ちしています。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

聖徳大学教育学部（2022年4月設置予定）が今週発売のAERAの巻頭に掲載されました！

見開きページを開けると「安広・井上ゼミ」の創作ダンス「アラジン」が一際目を引きます。是非、手にとってご覧ください。
記事の内容はAERAdot.でもご覧になれます→こちら！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

2022年4月　児童学部は教育学部（2022年４月設置構想中）として新たな挑戦を始めます。
現在の児童学部が教育学部になり、７コースが　児童学科４コース、教育学科が３コースになります。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

〈新型コロナウィルス感染症予防対策について〉

●同伴者は1名までとさせていただきます。
●ご入構の際にサーモグラフィーによる検温を行います。
●風邪の症状のある方、37.5度以上の発熱のある方等、体調不良の場合は入構をお断りしております。
●教職員は、マスク、フェイスシールド等を着用させていただきます。
●各所にアルコール消毒液を設置しております。
●実施会場では、空調装置や換気装置により常時換気を行います。また、ドアを常時開放し換気を行います。
★新型コロナウイルス感染拡大防止対策の取り組みはこちら

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊