短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

~聖徳短期大学部保育科ならでの「地域を元気づける」活動って、何?~

22.02.18

聖徳大学短期大学部保育科のゼミ活動は、2013年文部科学省の「地(知)の拠点設備事業(COC事業)」の一環として、「地域を元気づける」取り組みの支援のである保育科ならではの科目です。
春学期は「社会貢献の理論と実践」、秋学期は「地域貢献活動の実践」と科目名は異なりますが、一年を通して、保育科生としてできる地域貢献は何かをそれぞれのゼミ活動を通し模索する小人数制の授業です。そのため、ゼミのメンバーによっても様々な企画のもとに授業が展開される授業でもあります。
12月は、一年間の学びを学生フォーラムが開かれ、それぞれのゼミ発表を通し、学びを深め合う学生主体の授業です。

今回は、聖徳短期大学保育科でしか味わえない「社会貢献の理論と実践」「地域貢献活動の実践」での学びを振り返ってホイクカ女子にインタビューをしてみました。
2年BクラスのN・ZさんとN・Mさん、K・Gさんです。
これから、1年にかけて授業で学んだことについてお話ししていきます。

―ゼミ活動で行ったことは?-
N・Mさん:私のゼミは、コロナ禍の子育て支援をテーマに親子で楽しめる活動を考え、劇と色水シアターを作成しました。劇の動画は、『どうぞのいす』の絵本を題材にしたオリジナルの台本を作り、映像を見て興味を持って、自宅で真似ができるような手遊びも入れました。
N・Zさん:私のゼミは、子育て支援として、親子の触れ合う場を作るというねらいのもと、マジックとエプロンシアターをしました。『金魚が逃げた』の絵本を題材にした参加型のエプロンシアターの動画は、子どもが絵本の世界観を楽しみつつ、お母さん・お父さんとたくさん触れ合うような活動が出来るようにと考えました。
K・Gさん:どっちのゼミも二つのグループに分かれた活動内容ですね?
私のゼミは、2つのグループに分けるのではなくメンバー全員で役割を分担して行いました。内容は、「マザリング」と「アロマザリング」という言葉を基に、論文を読んだり、他の人にこの言葉の意味を分かりやすく伝えるためにペープサートを作ったりしました。初めは言葉の意味さえ知らない状態からのスタートでしたが、色々調べていくうちに理解することができました。最終的には松戸市役所の職員の方に質問もでき、とても勉強になりました。
<「マザリング」「アロマザリング」について知りたい方はこちら↓>

―ゼミ活動を通しての感想は?-
N・Zさん:コロナ禍で友達と話す機会が減ったので、みんなと教材研究をしたことが楽しかったです。特に、協調性を身に付けることができました!
N・Mさん:私も同じです!オンラインと対面の授業だったので、思ったように制作ができないこともあり、計画性の必要さを学びました。
K・Gさん:私は友達と協力する力に加えて、自分の学びをパワーポイントや動画などを使って、聞き手に分かりやすく伝える力を身につけることができたと思います。最終発表ではN・ZさんのゼミのエプロンシアターもN・Mさんのゼミの『どうぞのいす』もワクワクしながら見ました。それぞれのゼミで個性があって、色々な表現を学ぶことができました。
N・Zさん:K・Gさんのゼミの論文を読んで市役所の職員に質問したり、地域の人に子育て支援を伝える活動は、面白かったです。
N・Mさん:私も面白いと思いました。自分では思いつかなかった活動だったので学びになりました。
K・Gさん:みんなで試行錯誤して一生懸命取り組んだから、そう言ってくれて嬉しいです。

では、その時の様子を少し覗いてみましょう。

 ―大変だったことは何ですか?―
K・Gさん:これまで対面で仲間と一緒にする活動が少なかったので、友達と協力したり分担したりする議論したりした経験が少ないことから、初めのうちは意見がまとまらなくて大変でした。
N・Zさん:私はコロナ禍で実際に子育て支援施設での活動ができなかったので、親子の反応や様子を想像しながら作品を作るのが難しかったです。実際に行ってみたらまた違った発見ができ、反省点も見つけられたのではないかと思います。
N・Mさん:本当に、実際に行けたのなら、保護者の方から子育て支援の現状を聞くこともできたのかなと思います。さっきも話しましたが、オンライン授業の中で協力して何かを作るのは難しいことを感じるとともに、対面で授業ができるのは本当にありがたい事なんだなと、改めて思いました。
N・Zさん:でも、オンラインで自分の時間があったからこそ、私は曲の制作をすることができ、自分の得意分野のスキルアップにも繋がりました。対面授業だったなら、時間に余裕が無くできなかったかも知れません。
K・Gさん:私は、実はゼミ活動の繋がりで夏休みに1日だけ保育所にボランティアに行くことができました。こんな状況でも行わせていただけて良い経験になりました。

―社会貢献の印象の変化とは?―
N・Mさん:地域貢献、子育て支援って何だろうと思って、自分たちにできることってあるのかなと、最初は思いました。
N・Zさん:授業で学んでいく内に、子育て支援は自分たち学生でもできることがあると気づくようになりました。
K・Gさん:私は逆に、学生である今じゃないとできない子育て支援もあると感じました。ゼミ活動を通して色々なことに気が付くことができたと思います。
N・Mさん:また、対面だけではなくオンラインでもできることも知りました。
K・Gさん:もしかしたらしばらくはオンラインでの地域貢献が主になるかも知れませんね。
N・Zさん:その場合は、対象が保護者なのか、地域なのかによっても内容が多少違うので、子育て支援の対象についても考えることが必要ですね。
N・Mさん:一年の学びを通し、子育て支援を身近に感じられるようになったと思います。
N・Zさん:地域貢献活動って文字だけで見ると堅苦しい印象だったけど、実際やってみると身近に感じることができたのは大きな成果だと思います!
N・Mさん:子育て支援は、実際に現場に出てからも切っても切れないものであるから、本当にいい学びになったと思います!
K・Gさん:現場に出ても地域貢献活動や子育て支援などのゼミ活動の学びを活かしていきたいです!

感性豊かな保育者になれるように、自分の力を試したり仲間と協力したりとできる保育科ならではの科目・・
それぞれが保育現場でこの経験を発揮できることを期待しますね!

報告はキムでした。

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