教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

学生紹介(19)表現力を伸ばせた4年間 公立幼稚園・公立保育士ダブル合格

19.03.26

皆さんこんにちは!
今回紹介する学生は保育士養成コース4年のFさんです。
Fさんは、埼玉の公立幼稚園と公立保育士の採用試験をダブル合格しました。
Fさんに聖徳大学児童学部の4年間の学びについてインタヴューしました。

Q.どうして聖徳大学を選んだのですか?

A.私は中学の頃からずっと保育士に憧れていました。出身の鴻巣女子高校は、全国で唯一、公立で保育コースのある高校でした。
受験を控え、私に相応しい大学を探していたところ、先生に聖徳大学を薦められました。
公立の採用試験にも強いことや、造形やピアノなど表現教育に力を入れていることなど、保育をしっかり勉強できると思ったので決めました。

 

ピアノはもともとやっていたので、ピアノの実力もより伸ばしたいと思いました。

 

Q.印象に残っている授業はなんですか?

A.3、4年のゼミと4年次の専修の乳児保育です。
ゼミは大成先生の造形のゼミでしたが、「アートパーク」など、みんなで企画を立てて実践する過程がすごく学びになりました。「ハッピーカミレオン」というテーマを決めるだけでも何時間も真剣に意見を出し合いました。

 

アートパークは、今までに実習でしか子どもと関わる機会がなかったため、幼稚園に入る前の子どもから小学生まで幅広い年齢の子どもたちと遊べたことはとても貴重な体験でした。
一緒に遊んでいなくても、お互い影響し合って遊んでいることが分かりました。

 

また、悩む前に思い切ってチャレンジしてみる大切さも学びました。
今までは一人で制作することをしてきましたが、みんなで一つのものを作りあげる楽しさを知ることができました。

 

21世紀の森と広場で行った「アートピクニック」では、巨大竹製ブランコで遊んだり、フラッグを作ってみんなでふったり、最終日は子ども達とバウムクーヘンも作りました。「アートパーク」とは違ったアートの可能性を感じる活動になりました。

 

4年次は、松戸中央公園で「カラフルプロジェクト」にも参加しました。
こうして振り返ると「公園」を舞台にアート活動をしてきました。子ども達が安心して遊べる、表現できる場があることの大切さに気づきました。

 

そういったこともあり、私は卒業研究で「組み立て式子ども屋台」を作りました。
もともと木工作をしたいと考えていたので、この機会にチャレンジしてみました。
この屋台は、活動によって使い方を変えられるように作りました。地域の保育園で試させて頂いた時は、工作の素材置き場に使いました。

 

他に子どもたちの作品を飾ったり、お店やさんごっこをするなど、屋台を中心に遊びが発展するよう考えて作りました。
もう一つは、乳児保育の授業も良かったです。赤ちゃんのいるお母さんたちが授業に来てくれて、子育てについてお話をしたことが印象に残っています。

 

Q.他に印象に残っていることはありますか?

A.公務員対策講座(公立幼稚園、公立保育士)と「ようこそ先輩(幼保版)」です。キャリア支援もしっかりしているので、安心して取り組めました。

 

A.様々な活動を通して表現力を伸ばせた充実した4年間になったと思います。
春からは幼稚園の先生として子どもたちと表現活動を楽しみたいと思います。

Fさん、ありがとうございました。Fさんらしく、これからも何事も前向きに頑張ってくださいね。
卒業後も、リフレッシュを兼ねてぜひ大学に遊びに来てください!次の報告、楽しみにしています。

(児童学部)

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