短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【授業報告】「ホテル実習」実施ご報告

24.02.28

 

 いつも総合文化学科のブログをお読みくださり、ありがとうございます。

 早いもので、2月ももう終わり、間もなく3月です。本格的に春が来ますね!大学の河津桜もきれいですよ🌸

 今年はうるう年なので、2月が29日まであります。だから、あともう一日、2月があって、ちょっと儲かった気がしますね♪

 さて、去る2月1日、2日、6日、7日の4日間、「ホテル実習」が実施されました。「ホテル実習」は、国際観光・ホテルコースの科目ですが、国際観光・ホテルコース以外の学生も履修することができます。

 今年のホテル実習も、国際観光・ホテルコース以外にも、フードマネジメントコースの学生や、図書館司書・ITコースの学生が参加してくれました。

 1日目は本学学内で、事前指導が行われました。

 訪問する3つのホテルについて事前に学ぶほか、ホテルを利用する際のマナーとか、ホテル実習で学んでもらいたいこと、特に4日目に訪問する京王プラザホテル東京で学んでもらいたいユニバーサルデザインについてなど、様々な事前学習を行いました。

 それぞれのホテルの歴史や沿革、ホテルのおすすめポイントなどを事前に学んでおくことにより、当日より深い学びができます。また、ホテルの方に聞いてみたいこと、質問事項などを各自考えてもらいました。

 2日目は、東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートを訪問しました。

 このホテルは、ディズニーのオフィシャルホテル第1号として有名なホテルです。大変親切に準備をしてくださり、本学の講義のための資料を作ってくださっていました。

 総務副支配人の方から、ホテルの種類やそれぞれのホテルの特徴など、ホテル概論を学びました。また、東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートの沿革について、詳細に説明していただきました。

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートにて講義を受講する学生たち
東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートにて講義を受講する学生たち

 その後、ホテル館内の見学をさせていただきました。

 こちらのホテルのメインの顧客は、ディズニーリゾートに遊びに来る方たちです。しかし、ディズニーのオフィシャルホテルといえども、勝手にディズニーのキャラクターを使用したり、デザインに用いることはできないそうです。そのため、ディズニーリゾートから帰ってきてもまだ夢の続きが見られるように、管内のデザインや接客に、様々な工夫をしているそうです。

 学生たちは、ホテルで働く方たちのホスピタリティに深く感動したようでした。

船をイメージしたフロアにて
船をイメージしたフロアにて
和食レストラン見学
和食レストラン見学

 3日目は2月6日、帝国ホテル東京の見学でした。この日は、午前10時から、ホテル館内の見学をする予定でした。しかし、前日の雪の影響から、集合時間の変更を余儀なくされて、館内見学は残念ながらキャンセルになりました。

 まず、帝国ホテル東京の味を味わいます。パークサイドダイナーという、アメリカンスタイルのカジュアルなレストランで、ランチコースをいただきました。

 メインはお肉かお魚が選べます。お肉はローストポーク、お魚はブイヤベースです。みなさんならどちらを選びますか?(^O^)

ブイヤベース
ブイヤベース
ローストポーク
ローストポーク

 そして、特別にデザートにカスタードプリンをいただきました。私は、このパークサイドダイナーのカスタードプリンが大好きです♪シンプルなのですが、大変奥深い、コクのある卵の味が強いプリンです。

パークサイドダイナーのカスタードプリン
パークサイドダイナーのカスタードプリン

 ただ、コースランチが思いのほか量が多く、皆おなかがいっぱいになってからのデザートだったため、「最初に食べたかった…」という声もあがりました。本当におなかがパンパンになる、幸せいっぱいのランチでした。

 その後、宴会場でベッドメーキング講座がありました。客室担当の専門家から、帝国ホテル流のベッドの作り方を学びます。

 例えば、枕を枕カバーに入れる方法一つをとっても、そこにはお客様に快適に過ごしてもらえるように、という心配りがあります。もちろん、枕の置き方やシーツのかけ方、すべての動きに機敏さと慎重さが求められます。
 まずはプロのお手本を見て、やり方を学びます。

 次に、学生は2人一組になって、自分たちで学んだことを再現していきます。

ベッドメーキング実践中
ベッドメーキング実践中
ベッドメーキング実践中
ベッドメーキング実践中

 学生たちは、緊張しながらも、楽しそうにベッドメーキングを体験していました。

 

 その後、接遇講座がありました。今年は、帝国ホテル東京がピンチに陥った時、それをいかにリカバリーしてきたか、という内容のお話でした。

 エピソード一つ一つに、帝国ホテル東京で働いている、というホテルマンのプライドと、帝国ホテルに対する深い愛情が感じられた、素晴らしいお話でした。

帝国ホテル東京にて接遇講座
帝国ホテル東京にて接遇講座

 その後、ホテルからサプライズが!

 午前中に出来なかった館内見学の代わりに、チャペルや神式結婚式場を見学させて下さいました!

 帝国ホテル東京の荘厳なチャペルに、学生みなうっとりの表情でした♪

帝国ホテル東京のメインチャペルにて
帝国ホテル東京のメインチャペルにて

 

そして、4日目は京王プラザホテル東京の見学でした。

 実は、事前指導で、京王プラザホテル東京へは新宿駅から徒歩6,7分、という話をしたのですが、本学の学生さんは、新宿という場所にはあまり馴染みがないようで、「迷子になったらどうしよう…」と皆心配していました。

 でも、大幅に遅刻した学生はおらず、ほぼ定刻に実習をスタートできました。

ホテルには早くもひな人形が飾られていました
ホテルには早くもひな人形が飾られていました♪

 京王プラザホテル東京では、ユニバーサルデザインや、ユニバーサル仕様について多く学びました。例えば、京王プラザホテル東京は、ホテル業界で初めて、補助犬専用のトイレを敷地内に設置しました。

京王プラザ東京の補助犬用トイレ見学
京王プラザホテル東京の補助犬用トイレ見学

みなさんは、盲導犬はご存じだと思いますが、補助犬という言葉は聞いたことがありますか?盲導犬と補助犬の違いは判りますか?

 そうです、補助犬は、盲導犬のほか、聴導犬、介助犬の総称です。こんなステッカーが貼ってあるのを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 このマークが貼られている病院やお店、施設では、盲導犬だけではなく、聴導犬、介助犬も利用者と一緒に入ることが許されています。みなさんの身近にも、見つけることができるかもしれないので、是非このステッカーを探してみてくださいね。

 

 その後、ホテルの客室の中でも、ユニバーサル仕様のフロアを見学させていただきました。

 ユニバーサルデザイン、というと、勘違いされることも多いのですが、障がいがある方たち用、という意味ではありません。障がいがある方や高齢者、幼児だけでなく、一般の健常者でも使いやすいように、要するに「誰にとっても使いやすいデザイン」のことを指します。

 ユニバーサルデザインのお部屋は特別な工夫がされていて、例えばステップがあるところがスロープになっていたり、弱視の方でも見やすいような明暗がはっきりしたデザインのボタンが設置されていたり、聴覚障害の方でも来訪者が分かるようにドアをノックされたりインターフォンが押されたらライトが点滅してお知らせするシステムがあったりなど、お客様の要望に合わせてお部屋の備品やシステムを変更できるお部屋です。

弱視の方でも見やすい操作パネル
弱視の方でも見やすい操作パネル

 もちろん、健常者の方が宿泊しても心地よく過ごせるように、健常者の方でも気持ちが良いベッドを採用していたり、車いすユーザーが外の景色を見やすくなるように窓が下の方まで広くとられているところは健常者の方でも新宿の夜景が美しく見えたりなど、細かい気配りがされています。

誰にでも使いやすいレイアウト
誰にでも使いやすいレイアウト
お部屋から見える外の景色
お部屋からは東京都庁がバッチリ見えます!

 お部屋見学の後には、人事部の方や宿泊部の方からお話を伺い、その後質疑応答の時間がありました。学生からいくつか質問が出て、活発な、楽しい時間を過ごすことができました。

お話を伺っている様子
お話を伺っている様子

 実習後に取った学生アンケートでは、「ホテル実習全般について ホテル実習を後輩や他コースの方にもお勧めしたいと思える内容でしたか?」という質問に対し、「薦めたい」という回答が90%、「ある程度薦めたい」という回答が10%、「薦めたくない」が0%という、納得の回答でした。

 また、「この授業を通して、働くことの楽しさや大変さ、働く上で大切なことを学ぶことが出来たと思いますか?」という質問に対しては、100%の回答が「大変そう思う」でした。

 実習に参加した学生も、満足できた実習だったと思います。

 最後になりますが、「ホテル実習」実施に際し、お世話になりましたホテル関係者の皆様、教職員の皆様に心よりお礼申し上げます。貴重な機会を頂き、本当にありがとうございました。

※ Ⅹ(旧ツイッター)・インスタグラムも日々更新しています!

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