短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

山﨑正也学科長の定年記念講義が開講されました!

24.03.06

みなさん、こんにちは。

春の雨が続く中、大学では今週末の卒業式に向けて準備が進んでいます。週末の天気予報は“晴れ”。キャンパス中に卒業生の笑顔がはじける一日となりそうです。

さて、2024年1月26日(金)に総合文化学科長 山﨑正也教授の定年記念講義が開講されました。

山﨑先生はフランス菓子がご専門で、東京都洋菓子協会の理事も務めておられます。前任校で40年以上教員生活を送られ、4年前から総合文化学科フードマネジメントコースで教鞭を取ってくださっています。

講義のタイトルは「フランス菓子と『パリのお菓子屋さん』」。おしゃれなフランスの菓子店や、見るだけでワクワクするフランス菓子の写真をたくさん見せていただきながらお話を伺いました。

「パリのお菓子屋さん」(山本益博著 文化出版局)という本との出会いが先生に大きな影響を与えたそうで、本で紹介されているフランスの菓子店すべてに実際にいらしてフランス菓子を堪能なさったとのことでした。  

  講義の途中で参加者に好きなフランス菓子を聞いてくださり、それぞれが目を輝かせてスマホで回答する時間もありました。スクリーンに映し出された結果を見ると、シュークリーム、タルト・タタン、マカロン等々、さまざまなお菓子が挙げられ、いろいろな種類のお菓子があること、誰もがお菓子が大好きなことを実感しました。

 教員の心構えとして、「教えることは、学ぶこと」というお話もありました。教育に携わる者は常に新しいことを学んで研究し、自分を高めていかなければとのお考えで、毎年、全国の製菓関係者が集まる研修会に参加して、研究を重ねておられるそうです。先生の圧倒的な指導力はこの積み重ねにあるのだと、参加した教員一同、身が引き締まる思いが致しました。

 最後に学長先生からいただいた花束を差し上げて終会となりました。先生の温厚なお人柄、フランス菓子に関する造詣の深さ、教育に対する熱い思いにあふれる授業で、先生から直接指導を受ける学生たちは本当に幸せ者だと改めて実感する貴重な時間となりました。

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