島崎智子教授の公開講座が行われました
23.12.20
音楽学部の入試:いよいよ後期型入試がスタート!
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みなさん、こんにちは。
11月25日(土)、甲斐栄次郎客員教授の公開講座が行われる予定でしたが、諸事情によりお越しいただくことが叶わず、急遽、聖徳大学音楽学部演奏学科長の島崎智子教授にご指導いただきました。会場は奏楽堂で、音楽学部生と音楽文化研究科の大学院生の計3名が受講しました。ピアノは山口佳代先生です。
受講生の演奏した曲です。
■V. Bellini / Vaga luna che inargenti(ベッリーニ:優雅な月よ)
■F. P. Tosti / Sogno(トスティ:夢)
■V. Bellini / Il fervido desiderio(ベッリーニ:激しい希求)
島崎先生は、受講生が歌唱した後、一人一人に、「今、感じている自身の課題は何ですか?」と問い掛けました。受講生は、聴講者にもわかるように言葉を選びながら、気になっていること、取り組んでいることを、しっかりと答えることができました。
その課題について、島崎先生は、身体を動かしてみたり、イメージから導き出したり、アクセスできる方法を沢山提示して下さいました。受講生は「え???」と驚きと共に試してみるのですが、客席もびっくり。歌声が、どんどん活き活きしていきます。聞いていた私もすぐに試してみたくなりました。
そんな魔法を体験した受講生のコメントです。
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Tさん(学部2年)
「普段から週に一度島崎先生のレッスンを受けているのですが、今回はいつもとは違う雰囲気でとても楽しく講座を受けられました。
私は呼吸の仕方に焦点を当ててご指導いただきました。先生の、『より良い歌を歌うためのものは、特別なことをして獲得しなくても、すでに人間に備わっている』といった主旨のお話が印象に残りました。良い呼吸は力むことからではなく、人間が普段の生活で無意識に使っているところから生まれることを新しく学べたので、これからまた先生に指導していただきながら自分に備わっているものを発掘していきたいと思いました。」
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Sさん(大学院1年)
「子音の処理の仕方や、曲想と演奏表現方法の関連についてを中心にご指導いただきました。いつも1対1で受けている通常のレッスンとは違い、多くのお客様の前でレッスンを受けるという環境の中で良い緊張感が持てました。
ご指導いただいたことを習得するのはもちろんですが、すんなりとイメージが自分の中に入ってくるような島崎先生のご指導の際の表現方法に感銘を受け、自身でも楽曲や発声について、自らの言葉で表すための努力や視点が必要だということを深く実感いたしました。今回学んだことを今後も活かし、精進していきたいと思います。」
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Oさん(大学院1年)
「奏楽堂のステージに上がってまず思ったことは、慣れている場所でも、お客様がいると緊張するということでした。緊張によって体を固めるのではなく、程よい緊迫感として、人前に立つ心構えと捉えられるようになったのは小さな成長かと思いました。
発声の際の体の使い方について、軸として感じるべき所はしっかり持ち、余分な力は使わないポジションを教えて頂きました。感覚を忘れないよう、普段の練習から意識していこうと思います。成長と共に、今後の課題を発見できた一日でした。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。」
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この回で、今年度の声楽公開講座は終了となります。
さて、甲斐栄次郎客員教授の公開講座は、日程調整を試みましたが、今年度の開催を見送ることとなりました。中止となりますことを、心よりお詫び申し上げます。
お越し下さいました皆様、受講生を応援して下さいました方々、ありがとうございました。
来年度の公開講座も、ぜひ足をお運び下さい!お待ちしております!
レポート:柏原奈穂(声楽)
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