音楽の故郷を訪ねて⑨(最終回)~ウィーン中央墓地訪問から帰国へ~
18.09.20
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9月19日(水)、帰国の朝を迎えました。
大作曲家たちが数多く眠る、ウィーン中央墓地を訪れました。
誰もが知る著名な作曲家たちのお墓が集中している区画を訪ね、ガイドさんから説明を聞きます。用意したお花を、自分の思いを届けたい作曲家のお墓に手向ける学生たち。
写真右がベートーヴェン、左上はシューベルト、左下はヨハン・シュトラウス2世とブラームス。作曲家たちの生きた証を演奏しているみんなは、どのような気持ちで祈りを捧げたのでしょうか…。
ウィーン中央墓地。大作曲家たちの眠る場所から少し離れたところにある、ツェルニーとサリエリのお墓へ向かう3年生。悲しみの鐘の音も聞こえました。 pic.twitter.com/vX6paP1Q2e
— 聖徳大学SOA音楽研究センター? (@mrcseitoku) September 20, 2018
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現地での最後の昼食は、空港近くのレストランにて、ビュッフェ形式でいただきました。このお菓子は、オーストリアのクレープ「パラチンケン」をケーキ型にしたもの。
続いて、ウィーン滞在中、大変お世話になったオーストリア国家公認ガイドの豊島さんに感謝と御礼のセレモニーを行いました。豊島さんには10数年にわたり、音楽学部の研修旅行をサポートしていただいています。みなに対して熱いエールを送ってくださいました。
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いよいよウィーンともお別れです。日本へはロンドンで乗り継ぎ、9月20日(木)夕方、無事、全員元気に帰国しました。
解団式ののち、それぞれ帰途に就きました。
9月10日にスタートした、10日間のパリ・ウィーン研修旅行。「本物教育」が謳われている聖徳大学の学生たちが、音楽の故郷ヨーロッパの地へ出向いてまさに「本物」と出会い、文化のありようを心と身体でまるごと感じ取った経験は、忘れがたい一生の財産になることでしょう。この実り多い研修の成果を、今後の学生生活の様々な側面で活かしていただきたいと思います。
最後になりますが、この旅行のすべてに関わってくださった皆様に心から感謝し、厚く御礼申し上げます。
*引率、ブログレポート(文および写真):音楽総合学科教授 山本まり子
※写真撮影は許可された場所でのみ行い、またすべての方にブログ公開の許諾を得てあります。
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