【オンライン授業】ゼミ活動を振り返って芽生えたもの
20.08.11
SEITOKUホイクカの特徴の一つである「地域貢献活動の理論と実践」。お互いが直接会うことなく進めざるを得ないオンライン授業においても、ホイクカ女子は意欲的にゼミ活動に取り組んできました。 完全リモート制作の小さな物語「ぞうさんぽ」を見てくれましたか? この動画では、1人が1シーンを担当し、最後にお互いが作ったコマ撮り動画を合わせて行きました。その過程ではそれぞれが工夫した所や苦労した点がありました。 ゼミ7のホイクカ女子に、ゼミ活動を振り返ってそれらを振り返り、こだわりのシーンなどを聞いてみました。
Q1.「ぞうさんぽ」を作るにあたり、自分のシーンで特に工夫した点や苦労した点を教えて下さい。
MTさん:ぞうくんが苺を屈んで取るところから座るところにかけて、自分も動いてみました。タイトルシーンでは、ただ題名を出して終わりではおもしろくないなと思ったので、ぞうくんが歩いているシーンも付ける工夫をしました。
RKさん: 象の生活風景を浮かべやすくする為、背景にこだわりを持って作りました。遠近感をだすために3種類の象を作ったり、ピアノを弾いている象の手を上下に動かしたり、おしまいのシーンでは、「い」の右側を流れ星に変化させて、コマ撮りっぽくしました!
MTさん:「歩く」という動作だけに集中して研究をしました。ナレーションの部分で、場面が切り替わる部分までに上手く収まるようにナレーションを意識しました。
NAさん:りんごとバナナは木からなる果物だなと言う特徴を捉え、その中でも木の形を変えたりして違いが出るように工夫しました。手に取るシーンと食べるシーンの場面を変えて、なんの果物を食べているかを理解できるようにしたところが苦労しました。
HKさん:空からキャンディーが落ちてくる場面で、どうしたら落ちてくるキャンディーに注目するかを考え、落ちるときだけズームする工夫をしました!
SMさん:軸がぶれないように慎重に撮影しようと思い、やり直ししたり時間がとてもかかりました。象の動きがなるべくカクカクしないように、座る部分を細かく撮影しました。
AIさん:水を飲むシーンで、初めは鼻が短くて、水を飲む格好が不格好でしたが、みんなと話し合っていくうちに座って水を飲み、かつ鼻を伸ばすことでちょうどいい水を飲むシーンができました。 飲み終わった後に、今までくだものを食べておなか一杯で横になり、おなかをぽんぽん叩くところを工夫しました。
Q2.「ぞうさんぽ」を通して、子どもに何を伝えたいですか?子どもに何を感じてもらいたいですか?
MTさん:ぞうくんが果物や飴を食べている時の音(オノマトペ)の面白さが伝われば良いなと思います。「りんごはこんな音がするんだ!」などと興味を持ってもらえたら嬉しいです!
MKさん:子どもに食事の楽しさを伝えたいと考えました。実際にその食べ物を食べてみて、多様な食べ物の音を感じてもらいたいです。
RKさん:子どもに「音」の楽しさを伝えていきたい。この作品を通じて、食事の音以外にも、雨の音だったり風の音があることを見つけて様々な音の種類を感じてほしいと思いました。
SMさん:乳幼児はまだ食べたことがない果物もあると思うのでオノマトペでこんな音がするんだねと、食べてみたいという期待を感じてもらいたいです。
Q3.オンラインにおけるゼミ形式の授業はどうでしたか?
NAさん:誰かがみんなより頑張るのではなく、みんなで同じくらい頑張るという中で活動ができたので、みんなからの刺激も多かったし、それがより良い1つの良い作品へと繋がったのかなと思いました。
MKさん:対面よりも、自分の意見が言いやすい部分もあったと感じます。また今までは会って話せば伝えやすいことでも、オンラインだと説明しにくいと思っていましたが、今ではオンラインでも自分の意見を正確に伝えられるようになったのが良い点だと感じます。ただ、サイズを統一したりするのが難しかったです。実際に並べて比べることができないため、もどかしさがありました。
MTさん:みんなが意欲的だったので、自分たちで話し合いを進め、深めることができたと思います。直接顔を見ることなく、声での話し合いのため、誰かに任せることなく「話し合いしなきゃ」という責任がより強く私は感じたので、積極的にできて良かったです。
AIさん:対面よりも意見を言うのに緊張せず、進んで出すことができ、とても活性化していてよかったと思います。一つのものを自分たちで作り出すのは大変な部分もあったけれど何より楽しかったです。大きさの統一など実際に見ないとわからないことをどうやって映像越しに伝えるかが難しかったです。
RKさん:みんなが試行錯誤して、みんなが発言したことが良かったです!それぞれが1シーンを作らなければこの話は成り立つことができないので、責任感を持てたのが良かったです。対面授業だったら、誰かが遅れたら他の人が支えたりすることができますが、来年度から就職していく身として、責任感を持つ事は大切だと思いました。
Q4.春学期の活動を通して「私たちにできる子育て支援」についてどの様なことを考えましたか?
NAさん:コロナで外出する時間が減ってきたり、お出かけしたくても安全性を考えて家の中で過ごしながら子育てをしている家庭も多いと思うので、こうした物語を映像にして、オンラインで配信し、親子でお家時間を楽しんでもらう事も一つの子育て支援かなと考えました。
AIさん:対面するだけでなく色々な形でもできると思いました。例えば、保護者の子育ての相談などオンラインを通じて話すことができたり、子どもと家で過ごすときに親子でできる工作、遊びなどの情報を提供するなどできると思いました。それでもやっぱり限りはあると思うし、難しいなと思いました。
RKさん:ゆるりんはその建物に行く手間があるが、今回私たちが行ったものは電子機器を開けば家でも見られる。今回の私たちが行った事は日常生活の一部として取り入れられる支援ではないかと考えました。
MTさん:直接的に関わりがなくても届けられる子育て支援があるのだなという可能性を感じました。
直接的に関わらない状況だからこそ、子どもに向けて制作した一つの教材になる作品を発信することで、子どもが楽しんでもらえたらそれが保護者のためにもなり、私にできる子育て支援だなと考えました。 オンライン授業の中でも、ホイクカ女子は意欲的に取り組み、試行錯誤をしながらも成長していきました。作品作りを通して、自己責任感と、お互いをより感じながら協力し合う姿がありました。是非そんなホイクカ女子の作品をご覧ください!! https://youtu.be/fjy029-O2GA
担当は春日でした。
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