先輩が働く特別支援学校を見学
18.05.18
皆さんこんにちは!
今回は、以前ブログで紹介した卒業生のSさんが働く千葉県内の特別支援学校見学の様子を紹介します。
特別支援教育を研究している北畑ゼミと美術教育の大成ゼミの有志が参加しました。
この日は体育館で地域のミュージシャンを招いて音楽会が開かれていました。子どもたちは音楽が大好き。この日を楽しみにしていたそうです。
北畑先生と学生。最初は、後ろで子どもたちの様子を見学させていただきました。
演奏の途中から、リトミックを子どもたちと一緒に楽しみました。
音楽やリズムに合わせて体を動かして、その楽しさをみんなで共有することは、子どもたちの社会性を高めることにつながります。
その後、自由に教室を回って授業の様子を参観させていただきました。Sさんのクラスの時間割。
絵で理解できる子、言葉で理解できる子、写真で理解できる子、色々な子にとって分かりやすい時間割が作られています。
4時間目は卒業生のお別れ会に使う壁面装飾制作です。
ピンクの紙にピンクの絵の具で筆や手を使って絵の具遊びです。
この子は、指や手のひらを使い、感触を楽しみながら制作していました。
その隣では、ビー玉に絵の具をつけてコロコロ転がして紙に軌跡を写します。
机の上には、先週制作したものがありました。薄いダンボールを筒にして絵の具をつけ、スタンプ遊びでできたものです。
個々の子どもたちの得意な動作や好きな活動に応じて、様々な種類の制作活動を分担して行っていました。
最終的にどんな壁面装飾ができるのでしょうか?楽しみですね。
最後は、教頭先生を囲んで質疑応答が行われました。
「授業で学んでいたことが、実際に見学させていただいたことで理解が深まりました」「先生方のチームワークがとても参考になりました」
子どもたちに囲まれ、生き生きと活躍する先輩の姿を見ることができました。
ほとんどの学生が特別支援学校初体験でした。子どもたちとの交流は今後の様々な学習にも活かされていくことでしょう。校長先生、Sさん、特別な学習の機会を作っていただきありがとうございました!
後日、Sさんから完成した壁面装飾が送られてきました。子どもたちが描いた絵が大きな桜の木になっていました。
児童学科では、特別支援教育コース をはじめ、すべてのコースで特別支援学校の教員免許をとることができます。
特別支援教育に携わりたい人、勉強したい人、是非、聖徳大学児童学科で学びましょう!
(児童学部)