児童文化の入門授業「児童文化概論」
22.07.03
皆さん、こんにちは!
いま、児童文化コースの1年生は「児童文化概論」で児童文化の基礎を学んでいます。
この科目は児童文化コースの5人の先生方から、ワークショップ形式で児童文化の基礎を学ぶというもの・・・まさに入門編の授業です!
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第2回、3回は有川先生の「コミュニティ・デザイン」、「ソーシャル・デザイン」。全国の事例を見たり、課題解決学習のためのカードゲームを体験しました。
第4回〜6回は大成先生の「子どもとデザイン」。うまい棒を松戸でどのように売上を伸ばすか、プレゼン資料を作って発表しました。
第6回〜8回は長江先生の「詩のこころ」。命の大切さを伝える物語をグループで創作しました。
第10回、11回は、絵本や児童文学や昔話が専門の松村先生が担当。最後は神谷先生の「クラスアワーを企画する」で15回です。
今回は、この中から大成先生と松村先生の授業を紹介します。
大成先生の「子どもとデザイン」の授業は、「うまい棒」の会社(株式会社 やおきん)の社員になったつもりで、松戸でうまい棒の売上をどうやって伸ばすか、2人組でアイデアを考える課題です。
有名な駄菓子「うまい棒」が今回の教材です。
駄菓子も児童文化コースで学ぶ「子ども文化」の一つです。
まずは、うまい棒、松戸市、ターゲット層についてパソコンや市の広報誌、先輩の作った「フリーペーパーまるま」等を使って調べます。
今年度から1人一台、ノートパソコンかタブレットを持参することになったので、この授業でもどんどん使っていきます!
分担して、調べたことを元に2人組みでアイデアを出していきます。調べたことをどのように組みあわすと面白いアイデアが出てくるかMoodleの内容を参考に検討していきます。
いくつかアイデアが出たら、先生ともディスカッション。
このグループは、松戸の特産物、枝豆を使った「うまい棒」を考えています。パッケージもデザインしています。
このグループは全国的に有名な「ラーメンとみ田」が最近出している自販機に注目して、コラボ展開を考えています。
他に松戸は「共働き子育てしやすい街(総合編)第1位」であることから、子育て世代が多いことに注目し『赤ちゃんが食べれるうまい棒』を提案したり、松戸に『うまい棒ミュージアム』を誘致するなどの案が出ました。
また、うまい棒を使った新たなレシピを考えたグループもありました。
最後は皆さん、1年生とは思えない堂々としたプレゼンができていました。
この課題を通してデザインとは、ことづくりもその範疇だということを学びました。
今後、様々な人と交流する方法も児童文化コースでは学んでいきます!
今回は、その導入としてアイデアの出し方やプレゼン資料を作ることができました。
この学習内容は、秋学期の「子どものための地域活動」や2年次の「子どもビジネスの世界」にもつながっていきます。
そして‥第10回、11回は、絵本や児童文学、昔話が専門の松村先生が担当です。
第10回は、言葉からイメージをふくらますワークショップ。
ジェスチャーゲームや詩のカルタを通して、言葉から連想したものを体をつかって表現する練習をしました。
第11回は、くじ引きでひいた言葉をもとに各自が創作と朗読をおこないました。
児童文学はもちろん、大人向けのファンタジーやミステリーも登場しました。
その中から「異常気象」と「学食」から創作された作品をひとつご紹介します。舞台は聖徳大学。皆さん、お楽しみください!
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「学食」
学生生活における楽しみと言ったら、何を思いつくだろうか。
クラブ活動、友達との関り…そんな中でも、私が特に楽しみにしているのは学食だ。
ここは聖徳大学。
ここの大学を選んだ理由は幾つかあるが、特に興味を惹いたのが、この大学独特の学食ルールだ。年間を通して変わらない一般的なメニューの他に、その日の気温によって献立が変わる特別メニューというものが存在する。
気温の高い日は冷やし中華、冷しゃぶ。気温の低い日はお鍋やシチュー…といった感じで、その日の天気予報に応じて調理師が適切なメニューを考えているらしい。
すごいシステムだと思う。
そもそも当日に準備して間に合うものなのだろうか?とも思うが、そこに触れてはいけない気もするのであまり根掘り葉掘りしないでおこう。
ともかく、日替わりの学食は学生生活の楽しみとなっている。
大学にも慣れてきた六月頃、日替わり学食の目星をつけようと朝のニュース番組へチャンネルを合わせる。そこではとんでもないことが報道されていた。
「本日、最高気温が40℃、最低気温がマイナス10℃、一時間おきに切り替わります。前代未聞の状態です。気象庁が原因解明をしていますが今の所原因不明です。繰り返します…」
なんということだ、こんな異常気象では体調を崩すどころではないぞ。
今までの気温変化の激しさがダイナマイト爆発だとしたら、今日は超新星爆発くらいだぞ。
一般人なら学校どころではないと判断し、自宅警備に努めるであろう今日この頃であるが、私はただ一つ「今日の学食どうなるんだろ」という事で頭がいっぱいになった。
昼休みは約一時間。しかし学食が提供されるのはそれ以上。
一日でメニューを何度も変更するのは不可能であると考えると、きっとどちらか片方のメニューを提供するだろう。
あるいは、両方作るのだろうか。
私は気になって仕方が無かった。
こんな異常気象にどう対応するか、そこが聖徳大学の見せ所だろう、と、入学して3か月しか経ってないが学長気分で家を飛び出た。
しまった、何も気温対策をしていない。
今日は一時間おきに気温が恐ろしく変化する日だぞ、それなのに私はTシャツにパーカー一枚という、熱帯であれば死、寒帯であれば死な格好をしてしまった。
しかし、学食パワーを纏った私は強い。好奇心を燃やし電車へ乗り込み、駅から大学まで急いだ。見えてきたぞ、気温のせいで雪が積もって真っ白なキャンパスが!かと思いきや猛暑で雪が解けビシャビシャになったキャンパスが!正門へ駆け込んだ私は信じられないものを目にする。
それは一枚の張り紙。
「本日、異常気象のため休校です。」
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★7月17日(日)全学オープンキャンパス 来校型とオンライン型で実施します。
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・午前は、学科説明、各コースのコース紹介ブース、キャンパスツアー、体験授業「子育て支援と現代育児論」などを行う予定です。
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児童学科は4つのコース(幼稚園教員養成コース、保育士養成コース、児童心理コース、児童文化コース)です! どのコースでも幼稚園一種、保育士の免許・資格を取ることができます! コース選びは学びの内容で決めましょう。あなたはどのコースで「子どもの専門家」を目指しますか? 各コースの紹介動画を見て、自分にあったコースを選びましょう。
【聖徳大学教育学部】児童学科コンセプトムービー – YouTube①
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チバテレの朝の情報番組「モーニングこんぱす」で児童学科が紹介されました。
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「先輩・先生が語る 高校生に知って欲しい聖徳大学」(8′58″)
在学生が、児童学科の魅力について意見交換をしました。・・多かった意見は「友達や先生との距離の近さ」です。「それってどういうこと?」コロナ禍でどのように学習してきたのか、友達作りは?採用試験対策は?・・
3組のインタビュー映像をご覧ください。
★「子どもの健康『保育内容指導法Ⅰ』・手作り紙芝居の発表」の記事はこちら!
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