教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

コロナ禍の卒業研究 16名で取り組んだ創作ダンス「ライオンキング」

22.02.07

皆さんこんにちは!
今回は、コロナ禍でも頑張った卒業研究を紹介します。児童学科には専門性を深めるゼミが約50あります。
身体表現を研究する安広・井上ゼミは「ライオンキング」にチャレンジしました!

 

今年の安広・井上ゼミは16名。
みんなで一つのテーマを決め、身体表現作品を考え、舞台発表を行いました。
発表後は、映像と作品制作、完成までの解説書を分担し論文にまとめました。

 

ゼミ生は、踊ることが得意・大好きといった学生が集まってきます。
バレエ、ヒップホップ、チアダンス、新体操、ミュージカル、ジャズダンスなどの経験を持ち、ディズニーランドやディズニーシーが大好きな人も多くいます。また、2年次に保育表現発表会を経験して作品づくりに興味を持ち、このゼミを希望した学生もいます。

 

2年間のゼミの流れは、まず3年次に小作品づくりのグループ活動を行い、コミュニケーション力を養い人間関係を築きます。
秋学期終盤には、みんなが納得したテーマで役割分担し卒業作品に着手。4年次の10月に中間発表、11月に本発表の予定で進めます。
しかし、令和3年度の4年生は、コロナ禍の影響により対面での活動が全くできないまま学年が上がりました。

 

4年の春学期は、感染症対策を十分に行い、どうにか週1回の対面活動を確保しました。
クラスが違い、最初は相手をよく知らないバラバラの集団でしたが、本格的に活動を開始してからは、テーマの決定・役割分担・曲決め等急ピッチで進んでいきました。

 

でも、昨年以上に練習時間を確保する事に難航し、作品作りがなかなか進みませんでした。
実習・就職活動・公立採用試験・夏休みは体育館がワクチン接種会場になり使用できないなど、個人の理由やコロナ禍での理由で、全員が揃っての活動がなかなかできない期間が続きました。

 

それでも、秋学期は大学の許可を受け、活動回数を増やし、ダンス製作に加え衣装・大道具や小道具など様々なことを分担して取り組みました。

 

リハーサルは川並珠緒先生のご協力を頂き、11月24日(水)に本番さながらの照明つきで行うことができました。
この時のアドバイスを原動力にギリギリまで修正し、本番を迎えることができました。

 

そして、いよいよ最終発表会!
12月3日(金)に実施することができました。
当日は、川並学長先生をはじめ大成学部長先生、東原学科長先生、担任の先生、事前に招待をした保護者や友人等が観覧しました。

 

ゼミ生は観客に向けて、堂々と素晴らしい演技を披露しました。

 

ここからは、発表を終えた学生の感想を紹介します。

・「私たちの卒業研究は、少し特殊な形で行いました。他の学生は1人で研究をし論文を終わらせるのに対し、私達はグループで一つの作品を作りあげます。『ライオンキング』をテーマに表現発表を行う事が決まってからは、何ヶ月も沢山練習してきました。本番は今までの成果が一番出ており、気持ちのこもったコミカルな演技が出来たと思います。コロナ禍の中、練習が限られていながらもこの16人で素敵な作品が出来て良かったです。」

 

・「どのようなるか初めは不安でした。しかし、『ライオンキング』というテーマが決まってからは、ゼミの仲間たちと協力し、より良い作品になるよう制作を頑張ることができました。」

・「皆の力を合わせることにより、1人だけでは表現できないものを表現することができたり、リアルな大道具を作成したり、華やかな衣装を制作したりすることができました。
ゼミの途中で、本当に作品を完成させることができるのか不安になることはあったのですが、諦めずに努力し続けることで無事納得のいく作品を完成させることができました。
この経験は、今後の人生で必ず生かされてくると思います。今回の学びを忘れず、これからも頑張っていきたいと思います。」

 

・「全員で揃えて踊ることが大変でした。バレエ・ヒップホップ・チアの要素が入ったダンスだったのでそれぞれ違うので難しかった。でも達成感を感じました。」

 

・「振りが思いつかず大変だったが、考える人に頼ったら良い案を出してくれた。人に頼ることも大切なので困ったらとにかく話してみる。ピリついたりすることもあったが、完成目指してあきらめずに頑張ることは大切だと実感した。」

 

・「卒業制作過程において保育者として必要なチームワーク力を養うことが出来ました。一つの目的に向かって互いに協力しあい、より良い作品作りのために努力することの素晴らしさを学びました。この経験を活かし保育の現場で頑張りたいです。」

 

・「良い作品を作るためには、自分の意見を伝えることも他の人の意見を取り入れることも大切であり、余裕をもって計画的にスケジュールを組んでいくことも大切であることを学びました。」

 

作品を制作する過程は大変困難なことがありましたが、それを乗り越え16名の協力と努力によって、観客に感動を与え、魅了した発表会を作り上げることができました。

 

最後は、みんなで検討を称え合いました。この貴重な体験をそれぞれの就職先で活かしていってください。


「ライオンキング」本発表 (19′07″)

今回は安広・井上ゼミの記事を集めてみました!

★卒業研究 創作ダンス「アラジン」① 中間発表はこちら!
★卒業研究 創作ダンス「アラジン」② 本発表はこちら!
★創作ダンス「美女と野獣」 夏期保育大学で卒業生が再演決定①はこちら
★創作ダンス「美女と野獣」 夏期保育大学で卒業生が再演決定②練習編はこちら
★創作ダンス「美女と野獣」 夏期保育大学で卒業生が再演決定③練習編はこちら
★創作ダンス「美女と野獣」 夏期保育大学で卒業生が再演④本番編はこちら

 

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在学生が、児童学科の魅力について意見交換をしました。・・多かった意見は「友達や先生との距離の近さ」です。「それってどういうこと?」コロナ禍でどのように学習してきたのか、友達作りは?採用試験対策は?・・
3組のインタビュー映像をご覧ください。

★「子どもの健康『保育内容指導法Ⅰ』・手作り紙芝居の発表」の記事はこちら!

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★聖徳の特待制度の詳しい内容はこちら!

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9月16日(木)チバテレの朝の情報番組「モーニングこんぱす」で児童学科が紹介されました。リポーターと学生が初鹿先生の赤ちゃん人形を使った授業体験をしました。その内容を聖徳YouTubeで見ることができるので是非、ご覧ください。( ↓ )

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【聖徳大学教育学部】児童学科コンセプトムービー – YouTube
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