教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

コロナ禍でハイブリット授業 理科実験①「水溶液の性質」

21.03.11

みなさん、こんにちは!
昨年12月に行われた小学校教員養成コースの必修科目で、その他のコースの小学校教員免許取得希望者も受講する「初等教科研究・理科」の対面授業の様子をお届けします。

 

担当は渡部洋史先生。
今年はコロナ禍での授業ということで、三密を避けるため、教室環境にも配慮した上で対面授業を行ってきました。
また、大学に登校できない学生には、オンラインで授業を中継し、学内での実験を見てもらい一緒に考える、ハイブリッド型の授業方法をとりました。

 

さて、今回は「水溶液の性質」についての授業の様子をお届けします。

 

みなさんが普段、何気なく使っている液体には、どのような特徴があるでしょうか?
私たちの身の回りには、無味無臭だったり、酸っぱかったり、シュワシュワしたり、汚れを落としたり、とにかくいろいろな特徴を持つ液体があります。
そこで今回は、「重曹/レモン果汁/穀物酢/強炭酸水/スポーツドリンク/パイプクリーナー/トイレ用洗剤/石鹸水」の8種類の液体の液性について調べる実験をしました。

 

まずは各自、予想をします。
「スポーツドリンクは、アルカリ飲料だけどアルカリ性じゃないよね?」
「強炭酸水は、酸が名前に入っていて、飲んだ時にも刺激があるから酸性かな?」
「レモン果汁は、酸っぱいから酸性だよね?」

 


オンラインで参加の学生もフォームスで投票して、みんなの意見がすぐに視覚化でき共有します。このような予想が出ました。

 

それではここから実際に液性を調べていきましょう!
ガスバーナーの使い方も学んで行います。

 

今回、各種の液体の酸性〜アルカリ性の強さを調べるためにまず、紫キャベツから抽出した紫色の液を使用しました。

 

紫キャベツに含まれるアントシアニンは、酸性が強いと紫色から赤色に、アルカリ性が強いと紫色から緑色、そして黄色に変化するので、その色の変化をもとに各種の液体の酸性〜アルカリ性の強さを調べます。
先生がiPad を持って回り、オンラインで参加の学生に解説。対面で参加の学生と一緒に実験を体験します。

 

この紫キャベツの液で液性を調べられることがわかった後、さらに正確な結果を知るため、pH試験紙を使用し、実験結果の確認をしました。

 

理科の授業では、まず結果を予想し、その後に実験をして結果をまとめ、自分の予想と比較しながら考察をしていく、「課題解決型学習」が大切になってきます。
今回の授業で学生たちは、水溶液の性質について学んだだけでなく、身の回りの液体を教材として使うことで、予想がしやすく、理科の授業をより身近に感じることができるということにも気づくことができたようですね!

さて、次回は「顕微鏡観察」と「星と月」についての授業の様子をお届けする予定です。お楽しみに!

 

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