教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

卒業生紹介(7)病児保育で活躍

17.11.03

皆さん、こんにちは!
今回の聖徳大学児童学部卒業生は、病児保育で活躍しているMさんをご紹介します。

Q .病児保育について教えて下さい。
A.子どもが病中または病気の回復期にあって集団保育が困難な期間に、保育及び看護ケアを行う保育サービスです。
施設形態はいくつかあり、私の働く施設は医療機関併設型で、病院に併設されています。

 

Q.どうして病児保育で働こうと思ったのですか?
A .在学中に授業で病棟保育・病児保育について勉強したときに、子ども達が元気なときだけでなく、ネガティヴな環境にあるときにも子どもや保護者を支える事ができる素晴らしい仕事だな、と思ったことがきっかけです。
また、自分自身が子どもの時に体が弱く、学校を休む事も多かったので、病気の時の辛い気持ちに共感し、少しでも子ども達の支えになれたらという思いがありました。

 

Q.仕事は充実していますか?
A.私は現在就職して5年目になりますが、とても充実しており、年数を重ねる毎にやりがいを感じています。
この仕事は簡単ではありませんが、病気で来た子ども達が元気になって「先生ありがとう!」と笑顔で帰ってくれることの喜びがとても大きいです。
保護者にも感謝のお言葉をいただけることが多く、仕事の活力になっています。

 

最近、病児保育の学会で研究発表をさせていただく機会があり、私は「病児保育室前のRSウイルススクリーニング検査に関する検討」という内容で発表をし、論文を書きました。

 

この機会に保育以外にも医療について学ぶことができ、知識を深めていくことができました。
まだまだ勉強不足で失敗や反省がたくさんありますが、日々経験豊富な先輩方にご指導いただき、試行錯誤しながら励んでいます。

Q. 今、振り返って大学時代はどうでしたか?
A.私は児童文化コースで学びました。
このコースは〝児童文化財や遊び〟について詳しく学ぶ授業がたくさんありました。
伝承遊び・玩具・マスメディアについて等、他のコースでは詳しく学ぶことができない分野を深めることができました。
病児保育は通常の保育施設と違って子ども達の短期間な利用になるからこそ、短時間で子どもとの信頼関係を築き、子どもが安心して過ごせる環境を作らなければなりません。
朝泣きながら入室した子ども達が、保育士の手遊びや伝承遊びをきっかけに落ち着いたり、子どもが興味を持ってくれるような遊びを設定して関わりができると、より早く信頼関係を構築できると感じています。

 

そういった意味で、たくさんの遊びの引き出しを作ってくれた児童文化コースを選んでよかったと思っています。
今振り返ると大学時代は忙しく、課題もたくさんあって大変だったな…と思いますが、保育に関わる仕事に就きたい!と考える同士達(クラスメイト)と切磋琢磨しながら過ごせた四年間は本当に充実していました。

 

聖徳大学の特徴であるクラス制だったからこそ、友達との仲をより深めることが出来、担任の先生にも進路相談から人生相談までできるような関係になれたと思います。
こんなにめまぐるしく楽しい四年間を過ごせる大学は他にないと思います。とても幸せでした!
Mさんどうもありがとうございました!今後もますますのご活躍を期待しています!
また大学に遊びに来て下さいね!

★「保育士になろう!保育士ってどんな仕事?」の記事はこちらをクリック!

(児童学部)

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