「やなせたかし 人生はよろこばせごっこ」展
26.08.19

お盆が明け、夏休みも後半にさしかかってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
暑さがぶり返してきましたね。
夏バテしないように、気をつけてお過ごしください。
さて、先日、「やなせたかし 人生はよろこばせごっこ」展が開催中の世田谷文学館(京王線「芦花公園」南口より徒歩5分)に行ってきました。

やなせたかし氏(1919~2013)はアンパンマンでよく知られていますが、昔、幼稚園の運動会で「手のひらを太陽に」を亡母と一緒に踊ったり、夏祭りで浴衣を着てアンパンマン音頭を踊ったりしたことが、私の中では忘れがたい思い出です。

この企画展示は6つのテーマ「やなせたかし大解剖」「漫画 人とのつながり」「詩 うたうように生まれる」「絵本とやなせメルヘン」「アンパンマンの誕生」「epilogue 人生はよろこばせごっこ」で構成されています。


おススメは、やなせ氏作の詩や絵本の原画で、最も心に響く一枚を探してみることです。
絶望のとなりに/だれかがそっと/腰かけた/絶望はとなりの/ひとにきいた/「あなたは/いったい/だれですか」/となりの/ひとは/ほほえんだ/「わたしの名前は/希望です
この詩は、NHKの朝ドラ『あんぱん』(2025年)の第9週のテーマ「絶望の隣は希望」にもなっていましたね。
会場には、陸前高田の奇跡の一本松に感動して制作された作品も展示されていました。次の写真は、陸前高田の奇跡の一本松のそばにあるモザイクタイルの「ヒョロ松君」です。



どんな時も希望を失わなかったやなせ氏は、ユーモアたっぷりにご自身を「オイドル(老いどる)」と称して(84歳で歌手デビュー!)、世界中の人々を元気づけてくださいました。想像を絶するような悲惨な戦争体験にもかかわらず、1967年の「ボオ氏」の漫画の頃から、温かさと笑いが満載で、それでいてほろっとさせる作品を、生涯を通じて制作なさっています。
展示を見終わる頃には、心に灯がともったように温かな気持ちに包まれ、誰かに優しくしたいと感じていること間違いなしです。

企画展示室の中は撮影禁止ですので、ぜひご自身の目でゆっくりご覧くださいね。企画展示は9月6日(日)まで。













