ブログをご覧の皆様こんにちは。急に真冬の寒さがやってきましたが皆さま体調など崩されていませんか。

さて、今年も12月５日に聖徳大学Ⅱ「フランス料理会食とテーブルマナーを学ぶ会」が帝国ホテルにて行われました。

授業の概要については過去の記事をご覧ください。（昨年の様子）

今年度は乾杯の際にノンアルコールスパークリングワインが付き、例年に比べてより華やかな会の開始となりました。

きらびやかなテーブルセッティングの中心には、その日のコースの料理名がずらっと書かれたメニュー表が置いてあります。その中で１つ気になるものがあったので紹介したいと思います。前菜の「TFT参加メニューの彩り野菜のヘルシーテリーヌ」というお料理についてです。

最初のお料理が来るまでの間、講師の先生がマナーについてのお話をしてくださったあと、帝国ホテルのTFTへの参加とSDGｓの取り組みについてお話してくださいました。

TFTとはTABLE FOR TWOといって、先進国で肥満や生活習慣病予防の為にカロリーを抑えた食事や食品を購入すると、１食分につき２０円の寄付金（学校給食１食分）がTFTを通じて開発途上国の子供たちに贈られるという日本発のグローバルプログラムだそうです。２００７年の設立以来、社員食堂やレストランなどのほか、スーパーや自動販売機にもTFT参加の企業が増えているそうです。

この日テーブルマナーの授業を受けた学生の数だけ、発展途上国の子供たちへおいしい食事が届けられるというのはとても感慨深いことですよね。皆さんはご存じでしたか？

前菜のお料理の写真がこちらです。

色とりどりの野菜がとてもきれいで美しい盛り付けでした。やわらかく固められたテリーヌはほどよく食べにくく、壇上とモニターに映し出されるマナー講師の先生のカトラリーの使い方を見ながら皆苦戦しながらも上手に食べていました。

このあとスープ・パン・魚・肉・デザート・コーヒーと進んでいくのですが、サービスの方が積極的にパンのおかわりやソースの追加などをしてくださったおかげかデザートのころにはお腹がきついという学生もちらほら。実際にコース料理を体験することで、食事のペース配分も学べたのではないでしょうか。

デザートのセクションでは今年度も結婚式などで人気となっているフランベのパフォーマンスをしてくださり、会場も盛り上がっていました。

今年度の講習は、黙食でなくなったことで学生たちが講師の先生の話を聞きながら楽しそうに食事をしている様子が非常に印象的でした。

来年もまた同じように会が開催されることを願っています♪

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