短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

教員研究業績発表会を行いました

20.03.02

みなさん、こんにちは!
いつも、総合文化学科のブログをお読み頂いて、ありがとうございます♪

みなさんもご存じの通り、現在新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で、日本中が様々な対応に迫られています。
聖徳大学、聖徳大学短期大学部でも、新型コロナウィルスの感染・拡散防止のため、卒業式(卒業証書及び学位記授与式)、及び謝恩会の中止を発表しました。
それに伴い、本来本日(3月2日)に行われる予定だった、卒業者名簿発表、及び卒業式予行演習も中止になっています。
卒業者名簿は、WEBポータルシステムで各自確認する方式になりました。
これにより、卒業年度生は、もう登校する必要がなくなってしまいました…
もちろん、各自が登校することは自由で、特に止められてはいませんので、大学に用事がある方は自由に登校して構いません。
でも、お世話になった先生方にお礼を直接述べるチャンスがなくなってしまった、ということです…(涙)
また、教員の側からしても、卒業生に直接おめでとうを言うチャンスがなくなってしまったことは、本当に残念で仕方ありません。
特に、担任として、2年間見てきた学生さんたちに直接エールを送ることができないことは、本当に悲しくて寂しくて、仕方ありません(号泣)

しかし、毎日ニュースなどでCOVID-19についてのニュースが流されており、この新型コロナウィルスは感染力が強い、との報道もあります。
また、若くて免疫力がしっかりとしている方は比較的軽症で済むようですが、喘息や糖尿病などの基礎疾患があったり、ご高齢の方は重篤な症状を引き起こし、最悪の場合肺炎で亡くなることもあります。
そのため、「自分以外の人にうつさない」ことを目的としたマスクの着用は有用だと言われています。
そのような状況を考えると、卒業生のみなさんの気持ちを考えるといたたまれませんが、今回の卒業式、謝恩会の中止はやむを得ないことだ、と納得して頂けると有り難いです。
在校生のみなさん、及び卒業生のみなさんは、大学HPのニュースをこまめに確認して、日々刻々変化する状況に対応してくださいね。
また、厚生労働省のHPでは、新型コロナウィルスに関する最新情報がアップされています。
Youtubeの「正しい手洗い方法」や、「マスクの正しいつけ方」も参考になります。(『出典:政府インターネットテレビ』)
是非見てみてくださいね♪

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本日は、2月7日に行われました、教員の業績発表会についてご報告いたします!!

これは、総合文化学科の年度計画で決めたもので、教員の業績発表の場を増やすために、年に1回、学科内でその年度の研究業績発表会を行っています。
今年は、昨年度発表しなかった教員3名が、研究業績報告をしました。

1人目は、フードマネジメントコース製菓領域担当の、山﨑先生です。
山﨑先生は、「Tarte Tatin(タルト・タタン)におけるりんごの加工について」というテーマで、豊富な画像を交えながら、りんごの歴史、フランス研修時代に出会ったタルト・タタン用のりんごについて、国内で同様の特徴を持ったりんごを探し求めたことについて、そしてタルト・タタンの配合や焼き方の工夫についての研究成果を発表しました。

本場フランスのタルト・タタン用のりんごは、日本のりんごとは似ても似つかないような、見栄えの良くない、食べても酸味が強いものなのだそうです。
でも、それを焼いてタルトにすると、想像も付かないようなおいしさになる、ということで、聞いているだけでよだれが出てきそうな発表でした。

2人目は、国際観光・ホテルコースの鈴江です。私は、「エリザベス・ギャスケルを知っていますか?」というパンフレットを元に、英国19世紀の女性作家エリザベス・ギャスケルの作品紹介、及びエリザベス・ギャスケルの作品『ルース』と、現代イギリス女性作家であるマーガレット・ドラブルの出世作『碾臼』を比較して、「父親のない子どもを育てる、ということ」というタイトルの小論文について発表しました。
また、昨年11月に、福島県の高校に出前授業に行ったときの資料を配付して、「観光業のあれこれを考える」というテーマの出前授業を行ったことの説明をしました。

3人目は、ファッション・造形デザインコースのファッション領域ご担当の、杉本先生です。
杉本先生は、「テーラード・ジャケットについて」というテーマで、テーラード・ジャケットの形と着心地について、実際の型を見本に見せてくださったり、具体的なお話を交えてお話してくださいました。
普段私たちが何気なく着ているジャケットですが、本当に細かいところにデザイナーの工夫がされているのだ、ということがよくわかるお話でした。

このように、総合文化学科では、各教員の研究にも力を入れ、教育力を上げるべく、各教員の努力を促しています。
日々の雑務に追われて忙しくしておりますが、忙しさを言い訳にせず、各自の関心のある分野について研鑽を深め、研究を重ねていくことの重要性を改めて感じることができました。
このことが、総合文化学科の教育力を高めていくことに繋がる、と信じて、教員一同これからも学究に励んでいく所存です。

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