短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

ホテル実習が行われました!(その2)

19.10.23

台風19号で被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
1日でも早く普段通りの生活に戻られることを願っております。

いつも聖徳大学総合文化学科のブログを読んで下さって、ありがとうございます!
昨日の天皇陛下の即位の儀式は、皆様ご覧になりましたか?
厳かな儀式は世界に誇る日本の素晴らしい伝統だと思いましたが、雅子妃殿下のお召しになった十二単が素晴らしく美しく、目を奪われるようでしたね。
今年の夏のオープンキャンパスで、正道寺先生の、平安女性の衣装の授業があったことを思い出しましたよ!

さて、9月16日のブログでお知らせしたとおり、国際観光・ホテルコースでは、9月9日から9月12日までの4日間、ホテル実習が行われました。
すでに1ヶ月以上経ってしまいましたが、今日はホテル実習の後半のご報告です!

9月11日、12日は、帝国ホテル東京で1泊2日の宿泊研修を行いました。
11日は午後1時に帝国ホテル東京宴会場ロビーに集合。
電車の遅延で多少遅れた学生もいましたが、ほぼ無事全員集合。
全員が集合した後、このホテル実習のお世話をしてくださる、帝国ホテル東京営業部営業二課の方々にご挨拶をしました。

その後、全員でホテル内見学を行いました。
これは、普段一般の客として帝国ホテル東京を訪れてもなかなか見ることができないような、ホテルの施設を見学させて頂くものです。
中でも一番の出来事は、帝国ホテル旧館を設計、建築したアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの名前を冠したフランクロイドライトスイートです!


フランク・ロイド・ライトが建築した帝国ホテルの旧館の玄関は、現在は愛知県にある博物館明治村に保存されています!
また、アメリカ合衆国にあるフランク・ロイド・ライトが建築した建物群が、世界遺産に認定されているほどです。
そんなすごい建築家が日本のホテルの設計をした、というのもすごい話ですが、ライトは日本の特産品である大谷石をとても愛した、ということでも有名です。
帝国ホテルの中にも、ライトが愛した大谷石のレリーフが飾られています!
そんな、ライトの名前を冠したスイートルームには、ライトの設計をモチーフにした工夫が沢山!
スイートルームと言うことで、広さも抜群!
もしかしたら、うちより広いんじゃないかなぁ、と言っていた学生もいましたよ。
少なくとも、バスルームが2つ付いているおうちはなかなか少ないかもしれませんよね?!


このほかにも、帝国ホテル東京人気のチャペルを見学させて頂きました。
チャペルの真ん中を歩くのは本番に取っておいて、両サイドから出席者の席に着席します。
ウエディングのお話には、学生もみな目がらんらんと輝きます!


その後、自分たちでチェックインを済ませ(これも体験の一つです!)、グループ毎にお部屋に入りました。
チェックインの際には、ベルマンが荷物を持ってくれたり気さくに話しかけてくれて、学生の緊張もほぐれました。

夕食は、パークサイドダイナーという、比較的カジュアルなアメリカンスタイルのレストランで、ミニコースを頂きました。
ミニコースというのは、メインをお魚料理かお肉料理かを選ぶものです。
フルコースでは、メインにお魚料理とお肉料理と両方が出てきます!
でも、どちらか片方だけでも十分にお腹いっぱいになりました。
もちろん、どのお料理も高級で美味しかったのですが、学生が一番喜んだのが、デザートでした!


デザートはオリジナルのカスタードプリン。
でも、学生さん曰く、今までの人生で一番美味しいプリン!だったそうです。
レストランの方にこの感想をお伝えしたら、とても喜んでくださいました♪

そして最終日、この日は客室研修と接遇講座がありました。
客室研修では、なんと!帝国ホテル東京のレジェンドとも言われている客室係のKさんがわざわざ来て下さいました!
Kさんのベッドメーキング講座に、このホテル実習の担当ではない帝国ホテル東京の客室係のスタッフさんも沢山見学にいらっしゃいましたよ。
それぐらいすごい方が、わざわざ私たちのホテル実習のために来て下さったのです。
本当に感激です。
心から感謝申し上げます。

帝国ホテルのベッドには、お客様が心地よい睡眠を取ることができるように、様々な気遣いがされています。
枕カバーの縫い目が当たらないように向きを考えるとか、足もとが窮屈にならないようなカバーの掛け方とか。
その細かい気遣いにみなびっくりしていました。
そして、ベッドメーキングを自分たちでした後は… 自分で作ったベッドに寝てみましたよ!


このまんま、ずっと寝てたい〜〜、という声も聞こえたり聞こえなかったり?(しっかり聞こえてました!)

最後の授業は接遇講座です。
帝国ホテルの企業理念から、接客業に必要なことまで、将来接客業に就く予定がない学生にとってもとてもためになるお話が沢山ありました。
実は、この「ホテル実習」という授業は、国際観光・ホテルコースの学生でなくても、総合文化学科の学生なら誰でも履修することができるのです!
だから、全員が観光業やホテル業への就職を目指しているわけではありません。
でも、どのような就職先を目指すにせよ、人と関わる事の大切さを学ぶことはとても貴重な経験になります。
その前の授業のベッドメーキングで体を動かして、疲れていたにも拘わらず、どの学生もみな一生懸命お話を聞いていました。

実習後に参加学生対象に行ったアンケートでは、「この実習を後輩に勧めたいですか」という項目では、全員が「勧めたい」と回答しました!

帝国ホテル東京での実習に対しても、みな満足度が高かった様子です。
聖徳大学短期大学部総合文化学科ならではの「ホテル実習」です!
皆さんも、こんな素敵な実習を経験してみたいと思いませんか?
聖徳大学短期大学部総合文化学科国際観光・ホテルコースでは、皆様を心からお待ちしております♪

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