短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【授業紹介】調理実習(集団調理)/フード・調理ブランチ2年生

19.03.06

皆さん、こんにちは!
いよいよ、今週末は卒業式です(^_^)。
卒業生はどんな思いで当日を迎えるのでしょうか、当日会うのが楽しみです。

さて今日は、1月に実施された3日間の集中講義「集団調理実習」の授業を紹介します。
この授業はフード・調理ブランチの2年生が受講する授業です。
どのような内容かと言いますと「これまでの2年間で学んだ調理技術を活かして、大量調理を体験する」授業です。

今年は、4名の学生で各日40食の食事を作り、学内の教職員の方に試食をしていただきました。
実習は、給食調理器具の整った実習室で行います。
扱う道具も通常の倍以上の大きな物ばかり。初めての大量調理ということで、
授業前の学生達は皆「時間内に食事を提供できる自信がない」と不安の声ばかりでした。

初日は、中華料理でした。


始めての回転釜での調理では、慣れない手つきで木べらを回し、中華丼の具材を炒めます。
想像以上に体力を使うことにびっくりしました。
また、野菜の切り物も、40人分となればすごい量。いつも以上に時間が掛かります。
なんとか時間内に調理作業を終え、お客様へのお食事の提供に間に合い、達成感で一杯です。

2日目は、洋食です。


1日目の経験が活かされ、少しずつスムーズな動きが出来るようになりました。
ハッシュドビーフで使用する牛肉も玉ねぎも、40人分となれば、かなりの量になります。
玉ねぎを茶色くなるまで炒めるときも、焦げないように注意を払います。
食べていただいたお客様に直接「美味しかった」と言われ、とても嬉しかったです。

最終日には、松花堂弁当を作りました。


お弁当にはたくさんの料理を詰め込むため、それぞれが料理の作業に追われました。
しかし最終日ともなると、チームワークも出てきます。助手の先生のサポートを受けながら作業をこなし、
お弁当は時間ギリギリに完成!間に合ってほっとしました。
最終日には、学長先生も試食に来て下さり、3日間を終えて最高の笑顔です。

3日間の実習を終えて、
「3日間を通して、コミュニケーションとチームワークの大切さを学んだ」
「時間内での調理の大変さを体感し、無事に3日間をやり遂げることが出来て良かった」
「お客様に直接『美味しい』と言っていただけることに喜びを感じた」
「大変ではあったが、改めて料理が好きになった」
等の感想がありました。
それぞれに学びを得ることが出来たようです。

この経験が、社会に出てもきっと活かされることを願っています
2年生の皆さん、お疲れさまでした(^_^)。

*フード・調理ブランチは、平成31年度から、「フードマネジメントコース」になります。
*聖徳の圧倒的就職力のデータもぜひご覧ください。
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