心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

🐑本当だったらこの時期に…(でも学びと成果は今ここで🏫)

22.02.15

2020年秋学期に海外研修(聖徳教育Ⅱ)としてスタートしたNZ研修への準備。こちらは皆さんご承知の通りCOVID-19の感染拡大の影響を受けて延期となりましたが、もしかしたら下火になるかも…と期待をしながら、2021年秋学期から事前学習を再開していました。

そして本当であれば、2022年2月15日あたりからNZへ…という予定でしたが、残念ながら今年もかなわず、2019年度入学生(現3年生)は、NZへ渡航しての海外研修を実施することはできませんでした。(ちょうどその頃のNZはロックダウン中でした(´・ω・`)…)

しかし、それで「NZのことが学べない!!」とへこたれてしまう3年生ではありません。(思い返してみると、入学から今日までの3年間に日に日に逞しくなりました…。)

「今しか出来ない学びは何だろう?」…、そして「今の私たちだからこそ出来ることは何だろう?」を学生たちと共に考え、2021年度海外研修の代替学習を組みました。

海外研修の目的は、「本物に接することで心の豊かさを育む」という「本物教育」の教育理念のもと、「各学科・コースに関連する諸外国の教育、文化、生活を実際に体験することによって、知識レベルを体験レベルに引き上げ、国際的視野に立った知見を得る」ことです。

渡航することは叶わなくても、出来ることは何かを考え「2021年度海外研修の代替学習のテーマ」を『コロナ禍の社会を学生目線で切り取る~NZと日本の今~』とし、夏休みの課題として1人1本のパワーポイントを作成し、秋学期が始まると類似した内容で5つのカテゴリーに分かれてグループを作成して、合計19本の動画にまとめることができました。

その内容はこちらをご覧ください↓↓↓
社会福祉学科 3年生 (office.com)
※ 横へスクロールし、各々の動画の再生ボタンを押すと視聴出来ます。

この動画は今年度の聖徳祭でも発表しましたが、本来だったらNZに行っている時期に皆様と改めて共有したく、今回は期間限定で公開いたします。
聖徳祭で「見逃した!!」という方はチャンスです。是非ご覧ください。

学生たちは、この動画を作る過程でグループごとの交流を通し、様々なことを学び、学びを深めました。
学生たちからは、今自分たちができること、これまで学んだことでいま、活かせること、できる事があることが分かった。最初の一歩として踏み出したい(続けたい)というようなコメントが多く寄せられました。

今の学生に出来ること、これからの私たちに出来ること、更に大学での学びも着実に自分の血肉に変えているなぁと、個人ワークやグループワークに取り組んでいる姿を見ていて実感しました。

まもなく学生たちは卒業年度を迎えます。養護教諭をめざす学生は教員採用試験を、国家資格取得をめざす学生は国家試験受験を…とそれぞれの将来に向かって、ある時は個人個人で、ある時はグループで切磋琢磨しながら最後の1年を過ごします。
NZに行くことは出来なかったですが、この代替学習を通して学んだ事を糧に、頑張ってくれることと思います。

以上、3年生担任:川池、久米、川口でした。

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