心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

第14回ニュージーランド研修旅行 第4日目

20.02.07

ごきげんよう! 社会福祉学科の須田です。ニュージーランド研修旅行4日目では福祉団体の視察を行いました。クイーンズタウンからダニーデンに移動、まず始めに若者や障害をお持ちの方の支援、服役後の矯正などを行っている「PACT」というNPOの滞在型施設へ訪問しました。
日本で言うなら障害者福祉、自立支援、更生保護を行っている全国組織のNZ版といってよいと思います。

まずはPACTの概要の説明を受けました。その後クライエント(利用者)との距離について、不快にさせずでも怯えないためにどうすればいいのか、助言をもらいつつ体験しました。次にweeklyのプログラムを説明いただきました。金曜の午後は「KARAOKE」です!みんな好きですね〜。
最後にはクライエントとの交流です。

学生の声です。「今日、日本とニュージーランドの福祉のあり方の違いを知ることが出来ました。施設の人達が自由に過ごして楽しそうにしていたのが印象強いです。文化の違いなどを配慮したケアをするところなど、勉強になりました。」

次はダニーデン市内にあるNZ最古の大学、オタゴ大学のキャンパスツアーです。現在、60人の日本人留学生がいるそうです。私も「こんな設備があるといいなぁ」とか「こんな名称の窓口必要だよね」などといろいろと思いを巡らせました。

学生の声です。「英語が話せない状態だったけど、ジェスチャーや表情で伝わって意外とコミュニケーションが取れて良かったです。オタゴ大学も回ることができて施設のこだわりやシステムが日本と違っていて驚く場面がたくさんありました。」

最後にカソリックソーシャルサービスという団体の活動や取り組みについてレクチャーを受けました。コミュニティワーカーと呼ばれる職種の人たちが在宅での生活を支えていたり、コミュニティ作りをしているなどとても興味深い内容でした。

さて、明日は北島に移動、社会福祉学科ならではのプログラム、ファームスティ2泊が行われます。一期一会ですよ!

PAGE TOP