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みなさん、こんにちは。
聖徳大学音楽学部では、様々なアンサンブル、合唱、合奏等の授業がありますが、今日はオーケストラと声楽のコラボ授業をご紹介しましょう。

オーケストラの授業では、交響曲やコンチェルトなど様々なジャンルを取り上げますが、今回は声楽の学生たちがオペラの一場面を歌唱して参加しました。

会場は川並香順記念講堂、オーケストラメンバーや声楽の助演には、国内外で活躍する教員が参加し、すぐ隣で沢山のアドヴァイスがもらえます。指揮は、オペラをよくご存じの北川森央先生です。

今回取り上げたオペラは、「フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」「ラ・ボエーム」などです。声楽の学生たちは演奏する場面のあらすじをまとめ、オーケストラのメンバーに解説を渡し、音色の工夫のお手伝いをします。

初回の合わせでは、オーケストラで歌うことが初めての学生達とオペラを演奏するのが初めての学生達が戸惑い、なかなか上手く息が合いませんでした。

けれども、北川先生から場面のお話しと共に各楽器の大切なフレーズなどの説明があり、次第に霧が晴れるように音が充実していきました。生き生きと音楽が流れながら合わせることの難しさと楽しさを、皆実感したようでした。

今回初めてオーケストラと演奏した学生達の感想はどうでしょうか。

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学部2年生　Tさん

この度オーケストラと声楽のコラボに初めて参加させていただきました。

普段の声楽のレッスンやオペラのワークショップなどでは、ピアノ伴奏で歌っているので、オーケストラと一緒に演奏することは貴重な経験で、とても緊張しましたが楽しかったです。先輩方が歌っている間はとても楽しく観させていただきました。しかし自分が歌う番になるとどうしても、迷惑をかけないように、はみ出ないように、という考えばかりが先行してしまい、なかなかオーケストラの音や自分が歌うこと自体を楽しむところまでは辿り着けなかったな、というのが正直な感想です。繰り返すうちに少しずつ肩の力が抜けていきはしましたが、またまだ堂々と舞台に立てないなと実感しました。
次またこのような機会をいただけたら、今度はもっと精神的にも実力的にも余裕を持って、オーケストラとの共演を心から楽しめるようにしたいです。

大学院1年生　SHさん

今回、初めてオーケストラと歌う経験をしました。普段ピアノで弾いて頂くのとはまた違う音の世界で、戸惑いながらも同時に深い感動を味わえ、一生の思い出となりました。今回の感動と学びを忘れずに、歩んでいきたいと思います。

大学院1年生　SAさん

オーケストラの伴奏で歌う機会は滅多にないので、とても貴重な経験となりました。ピアノ伴奏とはまた異なる音色と響きで新鮮に感じるとともに、今回は演技は付けませんでしたが、実際のオペラ公演の歌唱感覚に触れることができました。今回の経験を活かして、今後も練習に励んでいきたいと思います。

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さて、オーケストラに参加していた1年生の感想も聞いてみましょう。

Tさん　トロンボーン

オペラの作品とのコラボは初めてでとても楽しかったです。
どうしたら、あんなにことばがはっきり聞こえて歌えるのか不思議でした。

Kさん　トロンボーン

高校時代吹奏楽をやっていましたがオーケストラは初めてで、息の合わせ方がまた異なるんだなあと思いました。空気で合わせるというか、例えば弦のボーイングのタイミングなども参考になるんだと思いました。

Aさん　トランペット

オーケストラは初めてで、弦の音が入った多彩な音色が美しいと思いました。
歌とも初めてで、楽しかったです。

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憧れのオーケストラとのコラボ演奏は、緊張の中にも楽しさが徐々に増えた、貴重な時間だったようですね。

いよいよ秋学期が始まります。また、たくさんのアンサンブル授業の中から、新しい発見があると良いですね。

レポート：島崎智子（声楽）

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