実験と理科教育◆葉脈標本でしおりを作ろう!
21.10.22
みなさん、こんにちは!
今回は、理科教育が専門の渡部洋史先生に寄稿いただきました。
「葉脈標本」を使ったしおり作りの実験についてです。
葉脈標本とは、葉っぱの葉肉を溶かして葉脈だけを残した標本のこと。スケルトンリーフとも呼ばれます。
どのように製作するのでしょうか。理科教育では何がポイントになるのでしょうか。
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春学期は感染症拡大を防ぐために、密を避けて授業が行われました。
理科教育も、実験室での授業は少人数に限られました。
3年生の理科ゼミは学生が5名でしたので、身の回りの不思議な科学現象を各自が調べ、実際に実験方法を考えて全員で実験を行いました。
理論的な理解だけでは得られない発見や気付きを大切にしています。
「とにかく、やってみる」を大切にした授業を行っています。
今回はJDニュースにも取り上げていただいた、内容を紹介します。学内の樹木から栞(しおり)を作りました。
まず、適した葉を探しますが、これが一苦労です。様々な種類の葉を試行錯誤して、一番適した葉を選びます。
次に、選んだ葉をアルカリで煮て、葉脈だけを残す作業になります。
この作業は、根気よく行ないました。
最後に、それぞれが思い思いの色に染め上げ、「栞」の完成です。
細かい工程はこちらの動画をご覧ください!
「なぜこうなるの?」という疑問を大切に、実験を通して理解していきます。
そして、指導者の立場として、「どう教えたら子どもたちがワクワクするのか」「児童の多様な考えを引き出すにはどうしたらよいか」など、さらなる疑問や課題をもって、考えを整理していきます。
これからも、実際に行なうことを大切に取り組んでいきます。
理科教育に関心のある方はこちらの記事もぜひご覧ください。
★コロナ禍でハイブリット授業 理科実験①「水溶液の性質」こちら!
★コロナ禍でハイブリット授業 理科実験②「顕微鏡観察」と「星と月」こちら!
★コロナ禍でハイブリット授業 理科実験③「てこの性質」こちら!
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今年のオープンキャンパスは、残り1回となりました。
11月21日(日)です。こちらからご予約ください。
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!
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チバテレ「モーニングこんぱす」で聖徳大学教育学科が紹介されました!
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聖徳大学教育学部(2022年4月設置予定)が今週発売のAERAの巻頭に掲載されました!
見開きページを開けると「安広・井上ゼミ」の創作ダンス「アラジン」が一際目を引きます。是非、手にとってご覧ください。
記事の内容はAERAdot.でもご覧になれます→こちら!
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2022年4月 児童学部は教育学部(2022年4月設置)として新たな挑戦を始めます。
現在の児童学部が教育学部になり、7コースが 児童学科4コース、教育学科が3コースになります。
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〈新型コロナウィルス感染症予防対策について〉
●同伴者は1名までとさせていただきます。
●ご入構の際にサーモグラフィーによる検温を行います。
●風邪の症状のある方、37.5度以上の発熱のある方等、体調不良の場合は入構をお断りしております。
●教職員は、マスク、フェイスシールド等を着用させていただきます。
●各所にアルコール消毒液を設置しております。
●実施会場では、空調装置や換気装置により常時換気を行います。また、ドアを常時開放し換気を行います。
★新型コロナウイルス感染拡大防止対策の取り組みはこちら
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