短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

医療保育専攻 療養保育研究Ⅱの授業紹介

22.08.12

8月21日 / 8月27日 ホイクカのOC情報は画像をタップ!!↓

専攻科医療保育専攻の授業「療養保育Ⅱ」の紹介です。この授業は入院などで日常の生活に支障のある病児の生活を、造形を通して楽しく豊かなものにする方法を理解し実践できるようになることを目標に、造形的な側面から、子どもたちも大好きな絵本の製作を通して研究を行いました。

はじめに、本学が誇る“こども図書館”に行き、様々な絵本に触れてみました。この図書館には1万冊の絵本の蔵書があり、造形的な側面から見ても、紙で作られた絵本、布の絵本、しかけ絵本や大型絵本などがあり、絵本の幅広さに驚くとともに、改めて本学の図書館の蔵書の豊富さを実感しました。

“こども図書館”での絵本の鑑賞をもとに、絵本の内容や手作りの製本方法について学んだ後、アイデアスケッチをしながら自分が作りたい絵本について考えました。これはKさんの絵本のアイデアスケッチです。アイデアスケッチをしながら、自分がつくりたい絵本の構成について考えていきます。

それぞれが素材や制作方法などを決め、絵本作りが始まりました。

医療保育専攻は少人数制ですので、製作中は和気あいあい、、、製作中の話題もさまざま、、、食べ物の話題がついつい多くなるのは何故でしょう、、、?

↓完成した絵本の紹介です!

Kさんの絵本は「へんしん アイスクリーム」。アイスクリームのページの一部をめくると絵が変わるしかけです。

Mさんの絵本は、「どうぶつさんといないないばあ」。一部が布で作られ、子どもがめくって楽しめるものです。

Uさんの絵本は、「かずあそび」の絵本です。視覚的に数を感じながら、絵本の中の絵をはがしたり、つけたりして遊べるように考えられています。

Aさんの絵本は「let’s play」。 絵の中に綿なども入れて、ふわふわとした立体感をつけ、子どもたちが触って楽しみながら遊べるようになっています。

Kさんの振り返り

企画からすべて自分で考えて絵本を製作してみて、様々な壁にぶつかりました。何度も考え直して作り直しました。図書館に行き、絵本の鑑賞をした時は、沢山の種類があり、面白かったです。絵本と言っても大きさ、向き、素材など、つくる人によって変わってくるものなので、それぞれ楽しみ方が違って、絵本の幅は広いなとあらためて思いました。

Aさんの振り返り

入院している子どもたちは、自己決定することが少ないため、あおむしのページでは好きなように並べることができようにするようにしました。発達や心のケアに配慮し、子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべながら頑張りました。絵本の中でもフェルトは触覚機能も使うため、肢体不自由の子どもたちにも提供できると思う。そのため、入院している子どもだけでなく施設の子どもにも楽しんでもらいたいと感じた。

絵本を通して、病児の生活や心のケアについて考え、日常生活が楽しく豊かなものになるにはどうしたら良いか考えることができたのではないかと思います。完成した絵本は、現場で子どもたちに見せるなど、ずっと楽しんでもらえるような絵本になったのではないかと思います。

授業担当 北沢昌代

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