保育科授業紹介【相談援助】
17.10.10
今回は大野先生の授業、「相談援助」の1コマを
ピックアップしました。
相談援助の授業は、人と関わる際の技術や知識などを学びます。
そのために、今回は2つのワークを行いました。
まずは、「私は…」から始まる作文です。
「私は…」から始まる文章を、制限時間内に書けるだけ書くというものです。
「私は4人家族です。」「私は、保育を学んでいます。」等、自分に関することであれば何でも良いので、
思いついたことを書いていきます。
「簡単そうで、意外と書けないものですね…」
でも、自分にはいろいろな側面があるという事が分かりました。
このことと、次の内容が関連してくるそうです。
今度は「人生曲線」を書くワークです。
「自分の現在までの生きてきたことをグラフのように表してみましょう。」
お手本として、先生の人生曲線です。どうやら紆余曲折がありそう。
今度は学生の番です。「あの時はこんなことがあったなぁ。」
等、今までの自分の人生を思い起こしてみました。
実は、この2つのワークで分かることは、「価値観」というものだそうです。
一人として同じ人生はなく、同じ体験もありません。
体験から「価値観」は作られるという事が、このワークを通して実感できました。
「教科書にも載っていました!」
「でも、いきなり教科書を見るより、わかった気がします。」
では、その価値観が保育者にどのような影響を与えるのか…
保育者自身にも様々な価値観はありますが、まずは子どもや保護者の価値観を認め、
共感しようとする姿勢が大切なのですね。
保育者の姿勢のみならず、様々な人と関わる際のスキルを学べた時間でした。
詳しくは、皆さん自身が入学してから実際に学べると良いですね。