教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

世界の児童文学④「音楽絵本プロジェクト」開幕

25.07.19

皆さん、こんにちは!

今日は、皆さんにスウェーデンの子どもの歌をご紹介します。

まずは馬場みどり先生のピアノで音楽をお楽しみください!

この曲はアリス・テグネール(1864-1943)によって作曲され、今も愛唱されています。

テグネールは、経済的理由で音楽大学への進学を諦めましたが

女子師範学校在学中も、結婚して二児の母となってからも、音楽の勉強を続けました。

やがて子どものためにつくった曲で作曲家として知られるようになり、

国民学校の音楽教科書編纂にも携わるようになります。

現在では、テグネールの仕事が、讃美歌の修得中心だった音楽教育に、

音楽によって感性を養うという新しい目標を打ち立てる原動力になったと考えられています。

 

テグネールの歌は、オッティリア・アーデルボリ(1855-1936)やエルサ・ベスコフ(1874-1953)がイラストを添えた楽譜絵本でも人気を博しました。

こんな素敵な音楽と絵本を日本の子どもが知らないなんてもったいない!

児童学科の関口明子先生、馬場みどり先生、松村裕子先生が、訳詞/編曲/保育現場での活用提案をおこなう研究プロジェクト「音楽絵本プロジェクト」をたちあげました!

では、さっそく「しろいひつじ」(1892)と「まちのお菓子屋さん」(1895)をお聞きください!

(作詞作曲:アリス・テグネール 編曲;馬場みどり 訳詞:松村裕子)

 

実技科目にちからを入れている聖徳大学だからこその研究プロジェクトです。

プロジェクトの進捗状況は、このブログでもお伝えします。お楽しみに!

 

楽曲研究と編曲を担当されている馬場先生は、7月21日(月・祝)のオープンキャンパスで体験授業を受け持たれます(*ミステリーツアーなので体験授業の選択はできません)。

ピアノを学びたくて聖徳を志望している受験生も、ピアノが心配な受験生も馬場先生を見つけて、音楽の魅力について質問してみてくださいね。

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(児童学科 准教授 松村裕子)

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