教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

居心地のよい「音環境」を探して 「からだと音楽」授業レポート

25.06.20

みなさん、こんにちは!

今回は、「音」をたよりに、自分自身の感覚とそっと向き合う授業「からだと音楽」のようすをご紹介いたします。

わたしたちは、日々さまざまな音に囲まれて暮らしています。
その中で、「どんな音が心地よいと感じられるか」を知ることは、
自分にとって大切な環境を見つけていく第一歩とも言えるでしょう。

授業では、音に耳をすませ、自分の“居心地のよさ”について、少しずつ紐解いてゆきます。

 

たとえば──
普段手にしている「家の鍵」。最近ではカードキーの方もいらっしゃいますね。
この鍵を、机の上にそっと置いてみると、わずかな音が響きます。
その音だけで、自分の鍵がどれか、わかるでしょうか?

 

またあるときは、小さなおはじきを手に、校内のいろいろな場所で音を鳴らしてみます。

 

響き方、まわりの雰囲気、気持ちの揺らぎ……
そのすべてを感じ取りながら、「心地よい」と思える音の風景を探してゆきます。

 

こうした体験を重ねた授業のしめくくりには、
それぞれの「好きなおと」「心やすらぐおと」をかたちにした『わたしのおと展』 を開く予定です。
音をもとにした造形や映像作品が並び、自分の感覚を表現するひとときとなります。

こうした「音」に耳を澄ます姿勢は、幼児教育においてもたいせつな感性です。子どもたちの声やつぶやき、ちいさなトーンのちがいに気づくことは、その子のこころに寄り添う第一歩になるからです。

日々のくらしのなかにある、何気ない音にふと目を向けてみる。
そんな穏やかな時間を、みなさんも味わってみませんか?

この内容は児童文化コースや教養科目の授業で学びます。

                                    (児童学科 講師 小林梨紗)

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