特別支援の模擬授業 いよいよ実習へ!
17.09.29
皆さんこんにちは!
聖徳大学児童学部は来年度、特別支援教育コースを新設します!
これまで多くの特別支援の免許をもつ卒業生を送り出してきた児童学部ですが、来年度(平成18年度)からは、特別支援により一層力を入れていきます。
今回は、そんな特別支援関係の授業をのぞいてみましょう!
今回ご紹介するのは、特別支援学校での実習に向けての授業です。
大教室の前に用意された色々な文房具に、カラーボール、色画用紙、シール・・・何をするためのものでしょうか?
なんだか楽しそうですね!こいのぼりに色紙やシールを貼っています。
実はこれ、特別支援学校にいる知的障がいをもった子どもたちを想定して、グループで模擬授業をしているのです。
そのために用意されたものだったのですね。
模擬授業は先生役と子ども役に分かれて実践します。
ここでは子ども役の学生が、どんぐりを完成させました。
こちらは「大きなすごろく」を検討中です!
立ち止まったところで課題が出るしくみになっているようです。
一見、楽しんでいるだけのようにも見えますが、一人ひとりの子どもの得意なこと、苦手なことや好きなことをしっかりとふまえて、授業の内容を考えています。
子どもが前向きに、楽しみながら学習できるように、一人ひとりに合った教材を作ることが特別支援では、より大切なんですね。
けれども、何と言っても学校、幼稚園、保育園の先生は忙しい!?
ということは、短い時間で教材を用意して対応することが求められます。
この授業ではそんな現場を想定して、90分の授業時間内に教材を作って実践までしているのです。
障害を持った子ども×用意されたもの×学びの内容・・・を短い時間で考え、模擬授業として提案、実践出来る力は凄いですね。
さて、秋学期、いよいよ特別支援学校での実習がスタートします!
実践的なことをよく学んできた児童学部生なので、それを活かせる場面が多くあることでしょう。
さらに色々なことを吸収して、ひとまわり成長して帰ってくるみなさんに会えるのが楽しみです。
学んできたことに自信をもって、元気に、いってらっしゃい!
★「視覚障害者の指導」の授業の様子はこちらをクリック!
(児童学部)