短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【授業紹介】 秘書実務演習

23.01.06

こんにちは。

今日は、授業風景についてご紹介します。

科目名は「秘書実務演習」です。この科目は、一般財団法人全国大学実務教育協会の「秘書士」の称号を得るための資格科目になります。秘書としての技能とビジネス実務能力を身につけた証になるわけですが、秘書に限らず企業で働く人々にとっても覚えておきたい知識、マナー等を身につけることができます。所定の単位を修得すれば、卒業と同時に「秘書士」の資格が取得できます。もう少し努力しますと、公益財団法人実務技能検定協会の「秘書検定」を受験し、検定資格が取得できます。

現在、2年生が4名受講しています。その内1名が秘書検定2級に合格しています

テキストは公益財団法人実務技能検定協会が発行している『秘書検定ケーススタディで学ぶ2級集中講義 改訂版』です。秘書として「必要とされる資質」、「職務知識」、「一般知識」、「マナー・接遇」、「技能」について学んでいます。

例えば、「一般知識」の中に「日本的経営の特徴」があります。もう古くなった言葉かもしれませんが常識的に理解しておく必要があると思われます。具体的には、年功序列、終身雇用、稟議制度があるとテキストには書かれています(そのほかに企業別組合があります―筆者注)。これらについてテキストを読み、教員が解説しながら授業を展開しています。ですが、さらに理解を深めてもらうために、「経営家族主義」や「家父長制」、「温情主義」などを学び、「家」の仕組み、考え方が、企業でも取り入れられていることを学びます。

保護者の方がよく「うちの会社」、あるいは学生の皆さんが「うちの大学」、「うちの学校」という表現をすると思いますが、知らず知らずのうちに「家」の概念を取り込んでいるのです、という話をします。学生の皆さんは「うちの〇〇」という表現の原点に気づき驚いております。

2年生の皆さんは残り僅かな大学生活ですが、社会人になったらここで学んだ内容を活かして欲しいと思います。

            (注:掲載イラスト、写真はgoogleの秘書フリーイラスト集より借用)


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